書店員向け情報 HELP
出版者情報
それ自体が奇跡
- 書店発売日
- 2018年1月11日
- 登録日
- 2017年11月22日
- 最終更新日
- 2018年1月10日
紹介
田口夫妻が勤める百貨店で唯一の定休日である元日。夫の貢が「本気のサッカーがしたい」と宣言し、妻の綾が「絶対ダメ」と反対したことから、二人の波乱の一年が幕を開けた。30歳、結婚3年め、共働き。夫が本気の夢を追い始め、妻は別の男に惹かれ始めた。初めて訪れた危機を、田口夫妻は乗り越えられるのか!?
「そうでした。好きなことを思い切りやるって、近くの人を想うこととセット。今この本に出会えて良かった。」――岩政大樹氏(元サッカー日本代表・東京ユナイテッドFC所属)
「奇跡を引き寄せるのは、全て挑戦からなんだ! この本を読んですごく共感できました。」――渡邊和也氏(東京国際大学駅伝部所属)
田口夫妻が勤める百貨店で唯一の定休日である元日。夫の貢が「本気のサッカーがしたい」と宣言し、妻の綾が「絶対ダメ」と反対したことから、二人の波乱の一年が幕を開けた。
会社のサッカー部が廃止になり、くすぶっていた貢の元を、大学の先輩だという立花が訪れた。サッカーチーム「カピターレ東京」に入団し、東京23区で初めてのJリーグ入りを共に目指してほしいと熱心に勧誘される。報酬ゼロなのに本気のサッカーへの誘いに心を動かされた貢は、その場で「やります」と返事をしていた。
高卒で百貨店に入社して13年、そろそろ子どもを産みたい、と考えていた綾は、夫の突然の宣言に異を唱える。特にイヤだったのは、それが相談ではなく事後報告だったことだ。夫との関係がぎくしゃくしたせいか、綾は仕事で初歩的なミスをしてしまうが、それがきっかけで客の天野と知り合い、二人で映画に行くことに……。
30歳、結婚3年め、共働き。
夫が本気の夢を追い始め、妻は別の男に惹かれ始めた。
初めて訪れた危機を、田口夫妻は乗り越えられるのか!?
目次
「逃走の三月」
「反感の四月」
「奔走の五月」
「共感の六月」
「暴走の七月」
「直感の八月」
「迷走の九月」
「痛感の十月」
「並走の十一月」
「交感の十二月」
上記内容は本書刊行時のものです。