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「ごじゃ」の一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ 牧村 康正(著/文) - 講談社
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「ごじゃ」の一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ (ゴジャノイチブン タケナカタケシサイゴノニンキョウヤクザ)

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発行:講談社
四六判
346ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-06-220607-5   COPY
ISBN 13
9784062206075   COPY
ISBN 10h
4-06-220607-2   COPY
ISBN 10
4062206072   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年3月9日
最終更新日
2017年4月24日
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紹介

山口組最高幹部だった竹中武は、兄・竹中正久(山口組四代目組長)が殺された「山一抗争」の政治決着を嫌って山口組を離脱。山口組を誰より愛しながらも敵に回し、孤立無援で闘い、そしてついに敗れなかった。長いものに巻かれず、堅気を泣かさず、ただ己の信じた「筋(すじ)」にこだわり続けた。本書は「最後の任侠ヤクザ」とも言われる竹中武の生涯を、初公開となる本人の肉声ビデオと最新証言でたどった本格評伝である。


「兄貴が殺られたから言うとんの違う。山口四代目が殺られとるんじゃ。よう親の敵も討てんのやったら、ヤクザやめとけ、ボケーッ!」
山口組最高幹部だった竹中武は、兄・竹中正久(山口組四代目組長)が殺された「山一抗争」の政治決着を嫌って山口組を離脱。山口組を誰より愛しながらも敵に回し、孤立無援で闘い、そしてついに敗れなかった。
長いものに巻かれず、堅気を泣かさず、金儲けが下手だった武は、「こんな生き方しかでけへんのや」と時代遅れの頑固さを自嘲し、ヤクザ仲間にさえ疎まれることを承知で「筋(すじ)」にこだわり続けた。
本書は「最後の任侠ヤクザ」とも言われる竹中武の生涯を、初公開となる本人の肉声ビデオと最新証言でたどった本格評伝である。「山一抗争」「宅見暗殺」「五代目交代劇」「中野会問題」「二代目竹中組」などの隠された真相にも迫る。

目次

序章   「男で死にたい」
第一章 播州ヤクザ
第二章 山口組直系竹中組
第三章 四代目山口組の暗雲
第四章 山広の命(たま)
第五章 五代目選びの苦悩
第六章 山口組離脱
第七章 山竹抗争
第八章 宅見暗殺
第九章 雪解け
第一〇章 中野会と弘道会
第一一章 新生竹中組
第一二章 遺志を継ぐ者

著者プロフィール

牧村 康正  (マキムラ ヤスマサ)  (著/文

まきむら・やすまさ/1953年、東京都生まれ。立教大学法学部卒。竹書房入社後、漫画誌、実話誌、書籍の編集、映像制作などを担当。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材した。2011年、同社代表取締役社長。2013年よりフリージャーナリストとして活動する。著書に『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(山田哲久氏との共著、講談社刊)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。