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出版者情報
半減期を祝って
発行:講談社
四六判
114ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2016年5月17日
- 登録日
- 2016年4月13日
- 最終更新日
- 2016年5月12日
書評掲載情報
2018-03-11 | 読売新聞 朝刊 |
2016-07-03 |
産經新聞
朝刊 評者: 富岡幸一郎(文芸評論家) |
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紹介
30年後のニホンの未来像を描き絶筆となった表題作ほか、強くしなやかに生きる女性たちの姿を追った「ニューヨーク、ニューヨーク」「オートバイ、あるいは夢の手触り」を収録。女性や弱者、辺境のものたちへの優しい眼差しと現状への異議──。日本を超えて世界規模の視野を切り拓き続けた津島文学のエッセンスがここにある!
「ニューヨーク、ニューヨーク」
「ニューヨークのことなら、なんでもわたしにきいて」これが別れた妻の生前の口癖。息子の口から語られる意外な話に、男は別れてからの妻の生き方に思いを馳せる。
「オートバイ、あるいは夢の手触り」
百年近く昔、南太平洋にあるフランスの植民地から本国に、ひとりの白人女性が一台のオートバイを注文した─。
フランスの海外県からやってきた女子留学生が語る、彼女の曾祖母の奇妙な物語。
「半減期を祝って」
みなさま、おなじみのセシウム137は無事、半減期を迎えました。祝いましょう! 「愛国少年(少女)団」(ASD)が闊歩し、トウホクが差別されるあり得べき30年後のニホン。
目次
ニューヨーク、ニューヨーク
オートバイ、あるいは夢の手触り
半減期を祝って
上記内容は本書刊行時のものです。