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半減期を祝って 津島 佑子(著/文) - 講談社
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半減期を祝って (ハンゲンキヲイワッテ)

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発行:講談社
四六判
114ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-06-220087-5   COPY
ISBN 13
9784062200875   COPY
ISBN 10h
4-06-220087-2   COPY
ISBN 10
4062200872   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年4月13日
最終更新日
2016年5月12日
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書評掲載情報

2018-03-11 読売新聞  朝刊
2016-07-03 産經新聞  朝刊
評者: 富岡幸一郎(文芸評論家)
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紹介

30年後のニホンの未来像を描き絶筆となった表題作ほか、強くしなやかに生きる女性たちの姿を追った「ニューヨーク、ニューヨーク」「オートバイ、あるいは夢の手触り」を収録。女性や弱者、辺境のものたちへの優しい眼差しと現状への異議──。日本を超えて世界規模の視野を切り拓き続けた津島文学のエッセンスがここにある!


「ニューヨーク、ニューヨーク」
「ニューヨークのことなら、なんでもわたしにきいて」これが別れた妻の生前の口癖。息子の口から語られる意外な話に、男は別れてからの妻の生き方に思いを馳せる。

「オートバイ、あるいは夢の手触り」
百年近く昔、南太平洋にあるフランスの植民地から本国に、ひとりの白人女性が一台のオートバイを注文した─。
フランスの海外県からやってきた女子留学生が語る、彼女の曾祖母の奇妙な物語。

「半減期を祝って」
みなさま、おなじみのセシウム137は無事、半減期を迎えました。祝いましょう! 「愛国少年(少女)団」(ASD)が闊歩し、トウホクが差別されるあり得べき30年後のニホン。

目次

ニューヨーク、ニューヨーク
オートバイ、あるいは夢の手触り
半減期を祝って

著者プロフィール

津島 佑子  (ツシマ ユウコ)  (著/文

津島佑子(つしま・ゆうこ)
1947年、東京都生まれ。白百合女子大学卒。「寵児」で第17回女流文学賞、『光の領分』で第1回野間文芸新人賞、『黙市』で第10回川端康成文学賞、『夜の光に追われて』で第38回読売文学賞、『火の山──山猿記』で第34回谷崎潤一郎賞、第51回野間文芸賞、『ナラ・レポート』で平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞、第15回紫式部文学賞、『黄金の夢の歌』で第53回毎日芸術賞を受賞。他の著書に『あまりに野蛮な』『葦舟、飛んだ』『ヤマネコ・ドーム』『ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語』などがある。2016年2月18日死去。

上記内容は本書刊行時のものです。