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出版者情報
やがて海へと届く
発行:講談社
四六判
226ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2016年2月3日
- 登録日
- 2015年12月24日
- 最終更新日
- 2016年2月9日
書評掲載情報
2018-09-02 | 毎日新聞 朝刊 |
2018-08-25 | 朝日新聞 朝刊 |
2018-07-29 | 読売新聞 朝刊 |
2018-03-11 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 横尾和博(文芸評論家) |
2016-08-14 |
読売新聞
評者: 小泉今日子(女優、歌手) |
2016-03-20 |
東京新聞/中日新聞
評者: 栗原裕一郎(評論家) |
2016-03-20 | 朝日新聞 |
2016-03-13 | 東京新聞/中日新聞 |
2016-03-13 |
読売新聞
評者: 青山七恵(作家) |
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紹介
すみれが消息を絶ったあの日から三年。真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、彼女の荷物を処分しようと思う、と言い出す。親友を亡き人として扱う遠野を許せず反発する真奈は、どれだけ時が経っても自分だけは暗い死の淵を彷徨う彼女と繋がっていたいと、悼み悲しみ続けるが――。【死者の不在を祈るように埋めていく、喪失と再生の物語】
地震の前日、すみれは遠野くんに「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」と伝えたらしい。そして、そのまま行方がわからなくなった――(本文より)
すみれが消息を絶ったあの日から三年。
真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、彼女の荷物を処分しようと思う、と言い出す。
親友を亡き人として扱う遠野を許せず反発する真奈は、どれだけ時が経っても自分だけは暗い死の淵を彷徨う彼女と繋がっていたいと、悼み悲しみ続けるが――。
【死者の不在を祈るように埋めていく、喪失と再生の物語】
上記内容は本書刊行時のものです。