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出版者情報
客席から見染めたひと
- 書店発売日
- 2016年6月1日
- 登録日
- 2015年11月24日
- 最終更新日
- 2016年5月27日
書評掲載情報
2016-07-10 |
毎日新聞
朝刊 評者: 渡辺保(演劇評論家) |
2016-06-19 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
当代随一のインタビューの名手が、「舞台」を彩る16人のトップランナーに迫る。30代から80代まで、世代を超えて語られる「芸」の世界の深淵。そして師弟の情愛──。舞台俳優から歌舞伎役者、狂言師、落語家まで、普段は語られざる彼らの本音、舞台論、受け継ぎ後進に伝えるべき「伝統」への思い、そして数奇なみずからの人生……。本人の生き生きとした肉声を通して紡がれる数々の物語が、読む者の心を捉える究極の1冊。
月刊『浄土』に連載し、好評を博した「舞台人」へのインタビューが1冊に。
日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞、読売文学賞など幾多の賞にも輝く、当代随一のインタビューの名手が、「舞台」という空間を彩る16人のトップランナーに迫ります。
30代から80代まで、世代を超えて語られる「芸」の世界の深淵。そして師弟の情愛──。舞台俳優から歌舞伎役者、狂言師、落語家まで、普段は語られざる彼らの表現者としての本音、舞台論、芸や技など受け継ぎ後進に伝えるべき「伝統」への思い、そして数奇なみずからの人生……。本人の生き生きとした肉声を通して紡がれる数々の物語が、読む者の心を捉えます。
舞台を愛するすべての人に贈る、「読むと舞台に足を運びたくなる」究極の1冊です。
目次
仲代達矢──「型」と「オーラ」の無名塾長
串田和美──人間の虚実を操る魔法使い
小日向文世──説明しない演技の巨人
岸部一徳──遊びと逸脱の永遠の音楽少年
麻実れい──男と女の狭間で踊る麗人
桐竹勘十郎──人形に命と色気を注ぐ伊達男
中村扇雀──遅れてきた現代の兼ねる役者
片岡秀太郎──濃厚な上方の色香を漂わす女方
藤間勘十郎──日本舞踊の全てからの飛翔
中森貫太──伝統世界の二代目アンファンテリブル
野村萬斎──変幻自在の「狂言サイボーグ」
矢野誠一──「名人のいる風景」の立会人
桂米團治──夢見るフルオーケストラの浪速男
柳亭市馬──落語界の唄う徳望家
柳家小満ん──粋と和みの文人墨客
春風亭小朝──多芸多才の横丁の若様
上記内容は本書刊行時のものです。