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おさるのよる いとう ひろし(著/文) - 講談社
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おさるのよる (オサルノヨル)

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発行:講談社
A5判
88ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-06-199617-5   COPY
ISBN 13
9784061996175   COPY
ISBN 10h
4-06-199617-7   COPY
ISBN 10
4061996177   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C8393  
8:児童 3:全集・双書 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年4月20日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

「おさるシリーズ」は1991年の『おさるのまいにち』以来、20年間にわたって親しまれてきたロングセラーです。多くの賞も受賞し、非常に高い評価を得てきました。今回のテーマは「昼と夜」です。夜中に目覚めたおさるが、ふだん感じることのない夜の長さに気づきます。そして、実は自分がここにいるのが特別なことで、真っ暗でなにもないことが普通なのではないか…と、思索をひろげていきます。


 デビューから30年の節目となる絵本作家、いとうひろしさんの新作。「おさる」シリーズの記念すべき10作目です。
 「おさるシリーズ」は1991年の『おさるのまいにち』以来、20年間にわたって親しまれてきたロングセラーです。路傍の石幼少年文学賞、国際アンデルセン賞国内賞、産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞を受賞するなど、非常に高い評価を得てきました。
 
 今回のテーマは「昼と夜」です。夜中に目覚めたおさるが、ふだん感じることのない夜の長さに気づきます。
 そして、実は自分がここにいるのが特別なことで、真っ暗で「なにもない」ことが普通なのではないか…と、思索をひろげていきます。
 やさしい表現で、深い思想にふれる、「おさる」シリーズらしい新作です。

【内容紹介】

 ぼくは おさるです。
 みなみの しまに すんでいます。
 ぼくは この しまで、まいにち たのしく くらして います。
(中略)
 きょうも おひさまと いっしょに めを さまし、
 それから……。
 あれれ、ちょっと へんです。
 あたりは まっくら。
 おひさまが のぼって いません。
 ちょっと はやく おきすぎました。
 ぼくは、おひさまが のぼって くるのを まちました。
(本文より)

※漢字は使用していません

著者プロフィール

いとう ひろし  (イトウ ヒロシ)  (著/文

1957年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。大学在学中より絵本の創作をはじめ、1987年、絵本『みんながおしゃべりはじめるぞ』でデビュー。ユーモラスで温かみのある作風の絵本や幼年童話を発表しつづけ、幅広い読者に支持されている。作品に『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『おさるのまいにち』『おさるはおさる』(ともに路傍の石幼少年文学賞)、『おさるになるひ』(国際アンデルセン賞国内賞、産経児童出版文化賞)、『おさるのもり』(野間児童文芸賞)、『だいじょうぶ だいじょうぶ』(講談社出版文化賞絵本賞)、「ごきげんなすてご」シリーズ、『おつきさまのやくそく』など多数がある。

上記内容は本書刊行時のものです。