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出版者情報
死霊(2)
発行:講談社
文庫判
416ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2003年3月
- 書店発売日
- 2003年3月10日
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
書評掲載情報
2018-01-27 | 日本経済新聞 朝刊 |
2017-12-03 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2009-12-06 |
毎日新聞
評者: 川西政明(文芸評論家) |
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紹介
不可能性の超出に挑んだ世界文学。深更、濃霧の中を彷徨って帰宅した三輪与志に、瀕死の兄高志が語り始める。自ら唱える《窮極の革命》理論に端を発した、密告者のリンチ事件と恋人の心中、さらに《窮極の秘密を打ち明ける夢魔》との対決。弟の与志はじっと聴きいる。外は深い、怖ろしいほどの濃闇と静寂。兄の告白は、弟の渇し求める〈虚体〉とどう関わるのか。『死霊』第一の山場5章を中心に4章6章を収録。
上記内容は本書刊行時のものです。