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現代中国経営者列伝 高口 康太(著/文) - 星海社
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現代中国経営者列伝 (ゲンダイチュウゴクケイエイシャレツデン)

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発行:星海社
新書判
256ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-06-138613-6   COPY
ISBN 13
9784061386136   COPY
ISBN 10h
4-06-138613-1   COPY
ISBN 10
4061386131   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0234  
0:一般 2:新書 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年3月10日
最終更新日
2017年4月21日
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書評掲載情報

2017-07-15 日本経済新聞  朝刊
2017-06-18 朝日新聞  朝刊
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紹介

傑物8人の列伝から読み解く、現代中国経済史!
トウ小平による改革開放政策の開始から30年あまり。中国経済は驚異的なスピードで成長を続け、ついには日本を追い抜き、世界第2位の経済体へと発展を遂げた。経済の近代化が遅れていた中国にとって、「明治維新と高度成長が一緒にやってきた」ような狂騒の時代――その中から「改革開放の風雲児」ともいうべき起業家たちが現れる。本書では、世界一のPCメーカーとなったレノボの柳傳志、孫正義からの伝説的資金調達でも知られるアリババの馬雲ら傑物8人の人生を通じて、現代中国経済の発展をたどっていく。風雲児たちの破天荒なエピソードの数々は、長期低迷にあえぐ日本人が忘れてしまった「経済成長の楽しさ」を教えてくれるだろう。

目次

【目次】
序 章
「失われた20年」と「楽しい成長」
明治維新と高度経済成長が一気にやってきた
励志書籍から読み解く中国経済史
中国ビジネスを知らないでは済まされない時代に
前史としての新中国の経済
改革開放という「時代の追い風」
第1章 「下海」から世界のPCメーカーへ 柳傳志(レノボ)
ハイテク企業の仮面を被った販売の鬼
第2章 日本企業を駆逐した最強の中国家電メーカー 張瑞敏(ハイアール)
泥臭い販売網とアニメを使った宣伝で勝利、海爾の歩み
第3章 ケンカ商法暴れ旅、13億人の胃袋をつかむ中国飲食品メーカー 娃哈哈(ワハハ)
イデオロギー批判をはねのけた国営工場買収
第4章 米国が恐れる異色のイノベーション企業 任正非(ファーウェイ)
デジタル交換機への挑戦
第5章 不動産からサッカー、映画まで! 爆買い大富豪の正体とは 王健林(ワンダ・グループ)
国有企業の「鉄飯碗」を捨てて株式企業化
第6章 世界一カオスなECは安心から生まれた 馬雲(アリババ)
チャイナ・イエローページの誕生と挫折
第7章 世界中のコンテンツが集まる中国動画戦国時代 古永鏘(ヨーク)
テレビからネットへ、未来の巨大市場に新規参入者
第8章 ハードウェア業界の無印良品ってなんだ? 雷軍(シャオミ)
コスプレ経営者が生み出した大ヒット商品
終 章 次世代の起業家たち
8人の風雲児たち
過去30年間の中国経済の軌跡
創新の時代
AI
スマート・インダストリー
シェアリング・エコノミーの旗手となった中国
シェアサイクルが台風の目に
深センをメイカーズ・ムーブメントの拠点に
コピーからオリジナルへ、「山寨王」の変貌
「アフリカの馬雲になる」
*以上、本書全目次項目より抜粋

著者プロフィール

高口 康太  (タカグチ コウタ)  (著/文

フリージャーナリスト・翻訳家
フリージャーナリスト、翻訳家。1976年、千葉県生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。二度の中国留学経験を持ち、中国をフィールドの中心に『週刊東洋経済』『Wedge』『ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト』などの雑誌・ウェブメディアに、政治・経済・社会・文化など幅広い分野で寄稿している。座右の銘は「実事求是」。中国の現実から感じた自らの驚きを、そのまま読者に伝えることを目指している。独自の切り口から中国・新興国を論じるニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)がある。ツイッターは@kinbricksnow

上記内容は本書刊行時のものです。