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脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま 荒俣 宏(著/文) - KADOKAWA
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脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま (ノウナイイカイビジュツシ ゲンソウトシンソウノハザマ)

文芸
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A5判
320ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-04-885103-9   COPY
ISBN 13
9784048851039   COPY
ISBN 10h
4-04-885103-9   COPY
ISBN 10
4048851039   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2016年2月29日
書店発売日
登録日
2015年12月6日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

「恐怖」はどこからやってくるのか?

不思議なもの、怖いもの、深淵なもの、不気味なもの。
「目に見えない存在」を可視化し、異質の世界を表現したアーティストたちの実像とは?

本能が生み出した脅威の美術に、知の巨人・荒俣宏が迫る!

「この本の主題を俗っぽく表現するならば、お化けを見るとぞっとする本能的な実感の生まれてくる由来を探ることにある。(中略)人がお化けと聞いてぞぞっとしたり、怖い映画を見て目を塞いだりする生理的反応は、いったい何に由来するのか。いわば、子ども心のリアリティー感覚にかかわる謎を、成人の目から再考する試みといえるだろうか。」 ――本文より


アウトサイダー・アート、幻想美術、幻想言語、抽象画――。
茂木健一郎、京極夏彦、春日武彦、大西暢夫など、さまざまなジャンルの
スペシャリストとの対話を通じ、そのイメージの源泉を探る。



 目 次


序 見えないもののリアリティーをさがして

導入――「異様な美術」の発見史を見わたす

1 驚愕の松沢病院コレクション 「熟成された幻想」のゆくえ
   with 春日武彦 京極夏彦

2 「アウトサイダー・アート」の現場を巡る
   with 大西暢夫

3 近世が産んだ「異なる画像」の歴史と運命
   with 大内郁

4 「脳」と「お化け」の謎に迫る!
   with 茂木健一郎

5 「供養絵額」から見る遠野の深層
   with 前川さおり

6 「他人に見せる夢」としての幻想アート
   with 山田維史

7 橘小夢 幻想を視覚化する技量
   with 加藤宏明

著者プロフィール

荒俣 宏  (アラマタ ヒロシ)  (著/文

1947年東京生まれ。作家・博物学者。1985年に執筆を開始した『帝都物語』は、500万部を超える大ベストセラーに。膨大な知識を駆使してジャンルを超えた文筆活動を展開、テレビでも活躍中。

上記内容は本書刊行時のものです。