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雪国の春 柳田国男が歩いた東北 柳田 国男(著/文) - KADOKAWA
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雪国の春 柳田国男が歩いた東北 (ユキグニノハル ヤナギタクニオガアルイタトウホク)

文庫
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文庫判
272ページ
定価 667円+税
ISBN
978-4-04-408302-1   COPY
ISBN 13
9784044083021   COPY
ISBN 10h
4-04-408302-9   COPY
ISBN 10
4044083029   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2011年11月25日
書店発売日
登録日
2015年8月20日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2018-03-11 読売新聞  朝刊
評者: 野家啓一(東北大学名誉教授・哲学/化学基礎論)
2011-12-18 産經新聞
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紹介

名作『遠野物語』を刊行した一〇年後、柳田は二ヶ月をかけて東北を訪ね歩いた。その旅行記「豆手帖から」をはじめ、「雪国の春」「東北文学の研究」など、日本民俗学の視点から東北を深く考察した文化論。

目次

自序

雪国の春

『真澄遊覧記』を読む

雪中随筆
新交通
コタツ時代
風と光と
藁布団
センバ式文化
火の分裂
炭と家族制度
火の管理者
炭焼来る
夢は新たなり
折り焚く柴
旧文明のなごり

北の野の緑

草木と海と
名所崇拝
紀行文学の弊
松が多過ぎる
自由な花
鳥の極楽
砂浜の草
まいかいの紅
合歓と椿
槲の林のこと
風景を栽える

豆手帖から
仙台方言集
失業者の帰農
子供の眼
田地売立
狐のわな
町の大水
安眠御用心
古物保存
改造の歩み
二十五箇年後
町を作る人
蝉鳴く浦
おかみんの話
処々の花
鵜住居の寺
樺皮の由来
礼儀作法
足袋と菓子
浜の月夜

清光館哀史

津軽の旅

おがさべり──男鹿風景談──
山水宿縁
風景の大小
半島の一世紀
海の路絶えたり
本山真山の争い
正月様の訪問
二人の山の鬼
椿の旅
鹿盛衰記
雉の声
花と日の光
風景の宗教的起原
南北の結合
旅人の種類

東北文学の研究
一、『義経記』成長の時代
発端
『義経記』の成立
座頭の交通と割拠
読み本としての『義経記』
奥浄瑠璃の元の形
家と物語と
二、『清悦物語』まで
生き残った常陸坊
清悦出現のこと
『鬼三太残齢記』
『義経勲功記』
人魚の肉
八百比丘尼の事
九穴の貝
おとら狐と玄蕃丞
語り部の零落
盲目の力

注釈
解説  岡見 正雄
解説 新装にあたって  鶴見 太郎

上記内容は本書刊行時のものです。