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スウィングしなけりゃ意味がない 佐藤 亜紀(著/文) - KADOKAWA
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スウィングしなけりゃ意味がない (スウィングシナケリャイミガナイ)

文芸
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四六判
344ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-04-105076-7   COPY
ISBN 13
9784041050767   COPY
ISBN 10h
4-04-105076-6   COPY
ISBN 10
4041050766   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2017年3月2日
書店発売日
登録日
2017年1月11日
最終更新日
2017年2月16日
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書評掲載情報

2017-12-17 毎日新聞  朝刊
評者: 若島正(京都大学教授・米文学)
2017-05-14 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 須賀しのぶ(作家)
2017-04-30 毎日新聞  朝刊
評者: 若島正(京都大学教授・米文学)
2017-04-16 朝日新聞  朝刊
評者: 末國善己(文芸評論家)
2017-04-15 日本経済新聞  朝刊
評者: 千野帽子(文筆家)
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紹介

1940年代、ナチス政権下のドイツ。
金もあるし、暇もある。
無敵の悪ガキどもが、夢中になったのは敵性音楽のジャズだった――!

1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。軍需会社経営者である父を持つ15歳の少年エディは享楽的な毎日を送っていた。戦争に行く気はないし、兵役を逃れる手段もある。ブルジョワと呼ばれるエディと仲間たちが夢中なのは、”スウィング(ジャズ)”だ。敵性音楽だが、なじみのカフェに行けば、お望みの音に浸ることができる。ここでは歌い踊り、全身が痺れるような音と、天才的な即興に驚嘆することがすべて。ゲシュタポの手入れからの脱走もお手のものだ。だが、そんな永遠に思える日々にも戦争が不穏な影を色濃く落としはじめた……。一人の少年の目を通し、戦争の狂気と滑稽さ、人間の本質を容赦なく抉り出す。権力と暴力に蹂躙されながらも、“未来”を掴みとろうと闘う人々の姿を、全編にちりばめられたジャズのナンバーとともに描きあげる、魂を震わせる物語。

著者プロフィール

佐藤 亜紀  (サトウ アキ)  (著/文

1962年、新潟に生まれる。1991年『バルタザールの遍歴』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。2002年『天使』で芸術選奨新人賞を、2007年刊行『ミノタウロス』は吉川英治文学新人賞を受賞した。著書に『鏡の影』『モンティニーの狼男爵』『雲雀』『激しく、速やかな死』『醜聞の作法』『金の仔牛』『吸血鬼』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。