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〈いのち〉とがん 坂井 律子(著/文) - 岩波書店
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〈いのち〉とがん (イノチトガン) 患者となって考えたこと (カンジャトナッテカンガエタコト)

新書
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発行:岩波書店
新書判
254ページ
定価 880円+税
ISBN
978-4-00-431759-3   COPY
ISBN 13
9784004317593   COPY
ISBN 10h
4-00-431759-2   COPY
ISBN 10
4004317592   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0236  
0:一般 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年1月24日
最終更新日
2019年2月16日
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書評掲載情報

2019-03-16 日本経済新聞  朝刊
2019-03-09 朝日新聞  朝刊
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紹介

“絶体絶命”の状況を人はいかに生き得るのか。突然の膵臓がん宣告、生きるための治療選択、届かぬ患者の声、死の恐怖。患者となって初めて実感した〈いのち〉の問題を、赤裸々に真摯に哲学した「がん時代」、未来への提言。

目次

はじめに

序 治療――突然がん患者になった私
 1 ジェットコースターの始まり
 2 「頭が真っ白」にはならず
 3 転院の決断
 4 主治医との出会い
 5 手術はゴールではない

Ⅰ 学ぶ――患者としての好奇心
 1 主治医によるインフォームドコンセント
 2 医療の進歩を実感する
 3 新薬と「勇敢な患者」
 4 「集学的治療」とアポロ

Ⅱ 直面――患者の声は届いているか
 1 抗がん剤への恐怖と感謝
 2 毒と副作用を引き受ける
 3 何を食べたらいいのか――食べることは生きること
 4 「転移」の中で思い出した三つの物語
 5 “隠喩としての病”にたじろがないために
 6 がん患者の「心を支える」仕組みとは
 7 「相談の場」と「治療の場」

Ⅲ いのち――ずっと考えてきたこと
 1 遺伝子検査を受けて突きつけられたこと
 2 爆走する検査技術
 [コラム] 命に序列をつけることへの誘惑
 3 いのちの尊さとは何だろうか

Ⅳ 今――生きてきたように闘病する
 1 再手術にチャレンジする
 2 最後の「異任地異動」
 3 死の受容の噓っぽさ

生きるための言葉を探して――あとがきにかえて


付 透き通ってゆく卵

上記内容は本書刊行時のものです。