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ショック・ドクトリン (上) ナオミ・クライン(著/文) - 岩波書店
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ショック・ドクトリン (上) (ショックドクトリン) 惨事便乗型資本主義の正体を暴く

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発行:岩波書店
四六判
402ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-00-023493-1   COPY
ISBN 13
9784000234931   COPY
ISBN 10h
4-00-023493-5   COPY
ISBN 10
4000234935   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2011年9月8日
書店発売日
登録日
2015年8月20日
最終更新日
2015年8月20日
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書評掲載情報

2023-07-01 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 矢部武(ジャーナリスト)
2021-11-20 朝日新聞  朝刊
評者: 明日香 壽川(東北大学教授・環境政策)
2021-05-22 毎日新聞  朝刊
評者: 森永卓郎(経済アナリスト)
2017-10-15 朝日新聞  朝刊
評者: 諸富徹(京都大学教授・経済学)
2016-09-11 毎日新聞  朝刊
評者: 西谷修(立教大学特任教授・哲学)
2016-03-06 朝日新聞
評者: 塩崎賢明(立命館大学教授・神戸大学名誉教授)
2011-12-25 東京新聞/中日新聞
評者: 雑賀恵子(評論家)
2011-11-27 毎日新聞
2011-11-20 朝日新聞
評者: 森健(ジャーナリスト)
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紹介

戦争,津波やハリケーンのような自然災害,政変などの危機につけこんで,あるいはそれを意識的に招いて,人びとが茫然自失から覚める前に,およそ不可能と思われた過激な市場主義経済改革を強行する.アメリカとグローバル企業による「ショック療法」は世界に何をもたらしたか.3.11以後の日本を考えるためにも必読の書.


■編集部からのメッセージ
 本書は,2007年秋に刊行された

目次

■ 上巻目次

序章 ブランク・イズ・ビューティフル――30年にわたる消去作業と世界の改変

第一部 ふたりのショック博士――研究と開発
第1章 ショック博士の拷問実験室――ユーイン・キャメロン,CIA,そして人間の心を消去し,作り変えるための狂気じみた探究
第2章 もう一人のショック博士――ミルトン・フリードマンと自由放任実験室の探究

第二部 最初の実験――産みの苦しみ
第3章 ショック状態に投げ込まれた国々――流血の反革命
第4章 徹底的な浄化――効果を上げる国家テロ
第5章 「まったく無関係」――罪を逃れたイデオローグたち

第三部 民主主義を生き延びる――法律で作られた爆弾
第6章 戦争に救われた鉄の女――サッチャリズムに役立った敵たち
第7章 新しいショック博士――独裁政権に取って代わった経済戦争
第8章 危機こそ絶好のチャンス――パッケージ化されるショック療法

第四部 ロスト・イン・トランジション――移行期の混乱に乗じて
第9章 「歴史は終わった」のか?――ポーランドの危機,中国の虐殺
第10章 鎖につながれた民主主義の誕生――南アフリカの束縛された自由
第11章 燃え尽きた幼き民主主義の火――「ピノチェト・オプション」を選択したロシア

原注


■ 下巻目次

第12章 資本主義への猛進――ロシア問題と粗暴なる市場の幕開け
第13章 拱手傍観――アジア略奪と「第二のベルリンの壁崩壊」

第五部 ショックの時代――惨事便乗型資本主義複合体の台頭
第14章 米国内版ショック療法――バブル景気に沸くセキュリティー産業
第15章 コーポラティズム国家――一体化する官と民

第六部 暴力への回帰――イラクへのショック攻撃
第16章 イラク抹消――中東の“モデル国家”建設を目論んで
第17章 因果応報――資本主義が引き起こしたイラクの惨状
第18章 吹き飛んだ楽観論――焦土作戦への変貌

第七部 増殖するグリーンゾーン――バッファーゾーンと防御壁
第19章 一掃された海辺――アジアを襲った「第二の津波」
第20章 災害アパルトヘイト――グリーンゾーンとレッドゾーンに分断された社会
第21章 二の次にされる和平――警告としてのイスラエル
終章 ショックからの覚醒――民衆の手による復興へ

訳者あとがき
原注/索引

上記内容は本書刊行時のものです。