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ドイツ外務省〈過去と罪〉 エッカルト・コンツェ(著) - えにし書房
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ドイツ外務省〈過去と罪〉 第三帝国から連邦共和国体制下の外交官言行録

発行:えにし書房
A5判
800ページ
上製
価格 10,000円+税
ISBN
978-4-908073-40-3
Cコード
C0022
一般 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月
2018年1月
発売予定日
登録日
2017年4月28日
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紹介

初めて明かされるドイツ外務省とナチスドイツの関係の実態!
2005年フィッシャー外務大臣のもとで、外務省自身が公的に設立した「独立歴史委員会」によって2010年公刊された調査研究書の本邦初訳。ドイツ外務省のナチス政権への協力の実態と、戦後その罪にどのように向き合ったかを個人の言動を通して生々しく描き、徹底的に追及した第一級資料。「抵抗した外務省」という定説を覆し、戦後、協力者たちの保身と延命から罪の問い直しへ向かう過程も克明に描いた基本図書。

目次

日本語版出版にあたって
序 論 
第1部 ドイツ外務省の過去
 第1章 ドイツ外務省と独裁体制の成立
 第2章 戦争までの数年
 第3章 旧い外交官と新しい外交官
 第4章 戦時のドイツ外務省
 第5章 占領―略奪―ホロコースト
 第6章 抵抗勢力の軌跡と反抗勢力の形成
第2部 ドイツ外務省と過去
 第1章 旧職員の解任
 第2章 法廷にて
 第3章 伝統と新しい出発
 第4章 後続者、古参、「かつての人々」 
 第5章 補償と記憶
 第6章 外交政策的挑戦としての過去
 第7章 新外交
 第8章 変遷、改革と古い問題
 第9章 独立歴史委員会の任命に対して「責任の所在の不明確さ」

著者プロフィール

エッカルト・コンツェ  (エッカルト コンツェ)  (

1963年生まれ。マールブルク大学の近現代史学部で教鞭をとる。
近著に『安全保障の探求―1949年から現在までのドイツ連邦共和国の歴史』(ミュンヘン、2009年)Die Suche nach Sicherheit, Eine Geschichte der Bundesrepublik von 1949 bis in die Gegenwart, München 2009がある。

ノルベルト・フライ  (ノルベルト フライ)  (

1955年生まれ。イエナ大学の近現代史学部で教鞭をとる。
近著(ラルフ・アーレンス、イェルク・オステロフ、ティム・シャネツキーらによる共著)に『フリック―財閥(企業)、家族、権力』(ミュンヘン、2009年)Flick. Der Konzern, die Familie, die Macht, München 2009がある。

ピーター・ヘイズ  (ピーター ヘイズ)  (

1946年生まれ。イリノイ州、シカゴ郊外のエバンストンにキャンパスを構えるノースウェスタン大学の歴史とドイツ語の教授。
近著に『第三帝国におけるデグサ社』(ミュンヘン、2004年)Degussa im Dritten Reich, München 2004、共著にオックスフォードハンドブック『ホロコースト研究』(オックスフォード、2010年)Oxford Handbook of Holocaust Studies, Oxford 2010がある。

モシェ・ツィンマーマン  (モシェ ツィンマーマン)  (

1943年生まれ。エルサレムのヘブライ大学の近代史の教授。
近著に『ドイツ人対ドイツ人―ユダヤ人の運命1938年~1945年』(ベルリン、2008年)Deutsche gegen Deutsche. Das Schicksal der Juden 1938-1945, Berlin 2008がある。

稲川 照芳  (イナガワ テルヨシ)  (

943年 岐阜県生まれ
1968年3月 東京大学法学部卒、在学中西ドイツ・フライブルク大学留学
1968年4月 外務省入省
1969年7月 西ドイツへ
1969年1月から1971年7月までチュービンゲン大学にて研修・留学
1971年7月~1973年8月 ベルリン総領事館副領事
1977年8月~1980年6月 ボン大使館
1980年6月~1982年5月 チェコスロヴァキア大使館
1987年11月~1991年2月 オーストリア大使館
1991年3月~1992年7月 ドイツ大使館
1992年8月~1995年7月 デュッセルドルフ総領事
1997年9月~1999年7月 ベルリン総領事(大使)
1999年8月~2002年8月 在ウルグアイ特命全権大使
2002年1月~2003年9月 通関情報センター監事
2003年9月~2006年11月 在ハンガリー特命全権大使
この間、本省在勤中、条約局、欧亜局、情報文化局、国際情報局、中南米局、総合外交政策局軍備管理・科学審議官組織、に勤務。
2006年12月退官
2007年1月 中欧研究所設立、代表就任
2007年1月~2013年12月 スズキ株式会社顧問
2008年4月~2014年3月 昭和女子大学客員教授
著書に『欧州分断の克服―外交現場からの手記』(信山社、2011年)、『現代日本の国際関係―東アジア・日本・欧州』(信山社、2014年)、『ドイツ外交史』(えにし書房、2015年)。訳書に『ハンガリー人―光と影の千年史』(レンドヴァイ著、信山社、2007年)がある。

足立 ラーベ 加代  (アダチ ラーベ カヨ)  (

1961年 青森県生まれ。映画研究者、ドイツ語翻訳・通訳者。

1985年 立教大学文学部ドイツ文学科卒業

1993年 ベルリン自由大学演劇学科・美術史科修士課程修了
2002年 マールブルク大学メディア学科博士課程修了
1997年~2008年 ベルリン・フンボルト大学日本学科専任講師
2008年~2009年 ライプチッヒ大学日本学科准教授

2009年~2010年 チュービンゲン大学ドイツ文学科研究員
2012年 デュッセルドルフ大学現代日本学科教授代理
2017年 ワイマール・バウハウス大学メディア学科映画学専攻研究員
2011年~現在 イエナ大学美術史学科映画講座非常勤講師
主著に『映画における不在―画面外空間の理論と歴史について』(ミュンスター、2005年)Abwesenheit im Film. Zur Theorie und Geschichte des hors-champ, Münster 2005、共編書に『日本映画の身体演出』(ダルムシュタット、2016年)Körperinszenierungen im japanischen Film, Darmstadt 2016、共訳書にトラウデル・ユンゲ著『私はヒトラーの秘書だった』(草思社、2004年)、ヘルガ・シュナイダー著『黙って行かせて』(新潮社、2004年)がある。

手塚 和彰  (テヅカ カズアキ)  (

1941年、長野県生まれ 。弁護士。東京大学法学部卒。千葉大学教授(法経学部、大学院専門法務研究科)、青山学院大学法学部教授を経て国際交流基金ケルン日本文化会館館長(2011-13)。
主要著書に『外国人労働者』(日本経済新聞、1989年)、『労働力移動の時代』(中公新書、1990年)、『国の福祉にどこまで頼れるか』(中央公論社、1999年)、『怠け者の日本人とドイツ人』(中公新書ラクレ、2004年)、『外国人と法』(有斐閣、2005年)、『EU盟主・ドイツの失墜―英国離脱後の欧州を見る鍵』(中公選書、2017年)。訳書に『ドイツ労働法【新版】』(信山社、2015年)、『クーデターの技術』(中公選書、2015年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。