...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
現代歴史学の成果と課題
巻次:第4次-3
歴史実践の現在
発行:績文堂
縦210mm
311ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2017年5月
- 登録日
- 2017年12月10日
- 最終更新日
- 2017年12月10日
書評掲載情報
2017-12-10 |
毎日新聞
朝刊 評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史) |
MORE | |
LESS |
紹介
2001年~2015年。現在の歴史研究にもっともふさわしい言葉は「歴史実践」ではないか。史料・方法・叙述から研究、教育、社会にかかわる一連の営為を歴史実践と呼び、総体的に検証する。
目次
第1章 歴史学をとりまく環境1-歴史修正主義とのたたかい(歴史修正主義とその背景
人文・社会科学の危機と歴史学 ほか)
第2章 歴史学をとりまく環境2-災害・地域変容(災害・環境と歴史学
核災害と歴史学-福島第一原発事故の衝撃を歴史学はどのようにうけとめたか ほか)
第3章 歴史運動の現在(地震・水害時の歴史資料保存活動の展開と地域歴史資料学の提起-歴史資料ネットワーク結成21年の歩みを中心に
アーカイブズをめぐる運動 ほか)
第4章 史料・方法・歴史叙述(史料の読みはどう変わったか-「真なるもの=作られたもの」と「起源の偶像」を手がかりに
オーラル・ヒストリーと歴史学/歴史家 ほか)
第5章 歴史教育の実践(転換期の高校歴史教育-アクティブ・ラーニングと「歴史総合」の導入
教育の現場から ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。