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新自由主義時代の歴史学 : 第4次現代歴史学の成果と課題
巻次:1
発行:績文堂出版
A5判
縦210mm
303ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2017-5-25
- 登録日
- 2017年6月23日
- 最終更新日
- 2017年6月23日
書評掲載情報
2017-12-10 |
毎日新聞
朝刊 評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史) |
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紹介
2001年~2015年。認識論的な問いと新自由主義の時代状況が重なる15年間を対象にして歴史学の方法に関する新しい論点と方向性を示し、歴史学の現在とその課題を照射する。
目次
序論 歴史学の現在-二〇〇一~二〇一五年
第1章 歴史把握の方法(新自由主義の時代と歴史学の課題
グローバル・ヒストリー-可能性と課題
下からのグローバル・ヒストリーに向けて-人の移動、人種・階級・ジェンダーの視座から
植民地責任論
帝国主義と戦争)
第2章 「主体」の"問い方"をあらためて問い直す(ジェンダー1-男性史とクィア史
ジェンダー2-植民地主義との交錯という視点から
「民衆」の問い方を問い直す1-朝鮮近現代史・日朝関係史から
「民衆」の問い方を問い直す2-日本近世史研究から
サバルタン・スタディーズの射程
カルチュラル・ターン後の歴史学と叙述)
第3章 「生存」/「いのち」の歴史学(「生存」の歴史学
「いのち」とジェンダーの歴史学
福祉の歴史学
災害と生存の歴史学
所有と利用の関係史-土地と水を中心にして
戦争/平和と生存-アジア太平洋戦争を中心に)
上記内容は本書刊行時のものです。