版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
日本人のものの見方 山本 伸裕(著/文) - 青灯社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

不明

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|新日本|八木
直接取引:あり(自社)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

日本人のものの見方 (ニホンジンノモノノミカタ) 〈やまと言葉〉から考える (ヤマトコトバカラカンガエル)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:青灯社
四六判
重さ 330g
284ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-86228-083-1   COPY
ISBN 13
9784862280831   COPY
ISBN 10h
4-86228-083-8   COPY
ISBN 10
4862280838   COPY
出版者記号
86228   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2015年9月
書店発売日
登録日
2015年9月15日
最終更新日
2016年6月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2015-12-11 週刊読書人
評者: 杉本耕一=愛媛大学准教授・日本倫理思想史専攻
MORE
LESS

紹介

日本の風土・文化・生活から編み出されてきた〈やまと言葉〉は、歴史の試練を耐えぬき、日本人古来の知恵と心のあり方を現代に伝える宝庫。

聞き慣れた日本語も、その〈やまと言葉〉としての個々の源をたどれば、奥深く、時には意外な成り立ちが見えてくる──。
これらに共通するのは、「しなやかさ」「たおやかさ」と「調和」への理想であった。
・「優」とは「すぐれていること」だが、後にとりわけ「やさしさ」を表すものになった。
・「しあわせ」とは、複数のものごとを調和した状態に「仕合わせる」ことからきている。
・「あきらめ」は本来「明らめ」であり、つまり世界と自己への理解と了解からくる「さとり」の境地を意味した。

自己・宗教・喪失と罪悪・仕事などとの関わり方と照らし合わせながら、〈やまと言葉〉に内包された、日本人が育んできたものの見方と心のあり方をたどる。

目次

序論 〈やまと言葉〉で考える
第一章 日本人の「自己」の構造
第二章 日本人は「宗教心」に篤いのか
第三章 ニヒリズムを超えて
第四章 「仕事」と日本人
第五章 憂き世を浮き世に

著者プロフィール

山本 伸裕  (ヤマモト ノブヒロ)  (著/文

1969年生まれ。東洋大学文学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得退学。
東京大学文学部思想文化学科倫理学専修課程卒業。文学博士(大谷大学)。
真宗大谷派・親鸞仏教センター研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員を経て、現在、東京医療保健大学講師。専門は倫理学、仏教学、日本思想史。
著書 『「精神主義」は誰の思想か』(法藏館)、『清沢満之集』(安冨信哉編、山本伸裕校注、岩波文庫)、『他力の思想─仏陀から植木等まで』(青灯社)、『清沢満之と日本近現代思想─自力の呪縛から他力思想へ』(明石書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。