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日本古代女帝論
発行:塙書房
A5判
392ページ
定価
11,000円+税
- 書店発売日
- 2017年3月27日
- 登録日
- 2017年3月22日
- 最終更新日
- 2017年3月22日
書評掲載情報
2017-05-28 |
読売新聞
朝刊 評者: 出口治明(ライフネット生命会長) |
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紹介
王権史の中の古代女帝の事蹟と意義、その土台をなす古代社会のジェンダー的特質と歴史的変容を考察し、中継ぎ論や巫女論とは異なる八代六人の女帝の実像を明らかにする。
目次
序
Ⅰ 古代女帝論の意義
一 古代女帝論の軌跡
二 “聖なる女”の思想的系譜
Ⅱ 日本古代の女帝
一 王権史の中の古代女帝
補論 新羅善徳王をめぐる“女王忌避”言説
二 古代女帝論の過去と現在
三 古代女帝論の転換とその背景
四 持統王権の歴史的意義
五 元明天皇と奈良初期の皇位継承
六 巫女王の真実-「イヒトヨ」王の物語より-
Ⅲ 古代社会のジェンダー編成
一 女丁の意義-律令国家支配と女性労働-
補論 造酒司出土女性名小型木簡の再検討
二 村と宮廷の「刀自」たち
Ⅳ 系譜論と女帝論の接点
一 系譜様式論からみた大王と氏
二 古代は父系社会か-溝口睦子・吉川敏子両氏の批判に答えて-
結
上記内容は本書刊行時のものです。