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楽譜から音楽へ バルトルド・クイケン(著) - 道和書院
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楽譜から音楽へ (ガクフカラオンガクヘ) バロック音楽の演奏法 (バロックオンガクノエンソウホウ)
原書: The Notation Is Not the Music

芸術
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発行:道和書院
四六判
縦194mm 横131mm 厚さ20mm
重さ 300g
218ページ
上製
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-8105-3001-8   COPY
ISBN 13
9784810530018   COPY
ISBN 10h
4-8105-3001-9   COPY
ISBN 10
4810530019   COPY
出版者記号
8105   COPY
Cコード
C3073  
3:専門 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫僅少
初版年月日
2018年1月
書店発売日
登録日
2018年1月23日
最終更新日
2024年2月21日
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書評掲載情報

2018-04-20 レコード芸術  2018年4月号
評者: 那須田務
2018-03-20 音楽の友    2018年4月号
評者: 寺西肇
2018-03-15 音楽批評・評論のウェブマガジン Mercure des Arts    2018年3月15日号
評者: 丘山万里子
0000-00-00 ピアノの本  No.258
評者: 小沼純一
0000-00-00 MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)    2018.6 vol.253
評者: 澤谷夏樹
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重版情報

2刷 出来予定日: 2019-06-21
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紹介

古楽復興運動の立役者のひとり、バルトルド・クイケンの初の著作。
演奏家のなすべきことは何か? 楽譜から何を読みとり、何を聴き手に届けるのか?
ピッチ、音律、テンポとルバート、リズム、フレージング、アーティキュレーション…… 古楽をめぐる18のテーマから、演奏の真髄を語る。
さりげなくシンプルな、しかし示唆に富んだ深い言葉は、まさに彼の音楽そのもの。古楽から転じて未来の音楽を啓示する、奇跡の書。

目次

第1章 基礎をなす哲学
第2章 研究への私の道
第3章 楽譜の限界
第4章 楽譜とその解読、演奏
   1)ピッチ
   2)音律
   3)テンポとルバート
   4)リズム
   5)フレージング
   6)アーティキュレーション
   7)強弱
   8)編成-楽器の選択-編曲
   9)通奏低音
  10)装飾
  11)カデンツァ
  12)即興
  13)手稿譜、印刷譜、改訂、モダン・エディション
  14)聴衆の態度
  15)演奏者の態度
  16)感情と情念
  17)鏡
  18)真正性の二つの概念
第5章 展望

参考文献・索引

前書きなど

まさにバッハのように演奏することは、私の望みではない。だからそのために非難されるのは私の本望ではない。……私は、これまで一度たりともバッハのようには演奏できなかったことを認め、それを完全に受け入れる。でもそのことは、私が彼の方向へ向かおうとすること、つまり彼から遠ざかるのではなく近づこうとすることを妨げはしない。「旅そのものが、目的地に着くことよりも重要だ」ということを、私は完全に確信している。(本文より)

著者プロフィール

バルトルド・クイケン  (バルトルド クイケン)  (

フラウト・トラヴェルソ(バロック・フルート)の第一人者。2人の兄、ヴィーラントとシギスヴァルトとともに、世界の古楽界を牽引する音楽家のひとり。1949年、ベルギー・ブリュッセル近郊に生まれる。モダン・フルートをブルージュおよびブリュッセル音楽院で学ぶ。フランス・ブリュッヘン、ルネ・ヤーコプス、ロベール・コーネン、グスタフ・レオンハルトら錚々たる演奏家たちと共演し、ラ・プティット・バンドやコレギウムアレニウムといったオリジナル楽器のオーケストラに参加。同時に、モダン・フルート奏者としても、ブリュッセルを本拠とする現代音楽のアンサンブルに参加し、アヴァンギャルドな音楽に関心を持ち続けている。録音は、セオン、アクサン、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、ソニー・クラシカルなどのレーベルから多数リリースされている。長年にわたりブリュッセルおよびハーグ音楽院で教鞭をとり、今も世界各地の音楽院で後進の育成に力を注いでいる。

越懸澤麻衣  (コシカケザワ マイ)  (

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。同大学院音楽研究科修士課程、および博士後期課程修了。博士(音楽学)。学内にて、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞受賞。2011~2013年、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてライプツィヒ大学に留学。現在、東京藝術大学教育研究助手、昭和音楽大学・洗足学園音楽大学非常勤講師。

上記内容は本書刊行時のものです。