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茶匠と探偵
- 初版年月日
- 2019年12月5日
- 書店発売日
- 2019年11月28日
- 登録日
- 2019年8月22日
- 最終更新日
- 2019年11月14日
書評掲載情報
2020-02-15 |
朝日新聞
朝刊 評者: 呉座勇一(国際日本文化研究センター助教・日本中世史) |
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紹介
SF/物語 女性/人類 アジア/宇宙
深宇宙(デイープ・スペーシズ)で起きた事件に麻薬中毒の探偵と宇宙船がコンビを組み挑む。
現代SFの最前線に立つ作家の日本初短篇集
2019年度ネビュラ賞を受賞した表題作他、ローカス賞・英国SF協会受賞作を含む〈シュヤ宇宙〉シリーズ9篇を収録
探偵と元軍艦の宇宙船がコンビを組み深宇宙(ディープ・スペーシズ)での事件を解決する表題作の他、
異文化に適応しようとした女性が偽りの自分に飲み込まれる「包嚢」、
宇宙船を身籠った女性と船の設計士の交流を描く「船を造る者たち」、
少女がおとぎ話の真実を知る「竜が太陽から飛びだす時」。
“アジアの宇宙”であるシュヤ宇宙を舞台に紡ぐ全9篇。
現代SFの最前線に立つ作家、日本初の短篇集。
星々は語らない。淡く見えるとも強く輝く――
【収録作品一覧】
「蝶々、黎明に墜ちて」(“Butterfly, Falling at Dawn”/2008)
「船を造る者たち」(“The Shipmaker”/2010)
2010年度英国SF協会賞最優秀短篇部門受賞
「包嚢」(“Immersion”/2012)
2013年度ネビュラ賞短篇部門受賞、ローカス賞最優秀短篇部門受賞/2012年度英国SF協会賞最優秀短篇部門最終候補、
2013年度ヒューゴー賞最優秀短篇部門候補、2013年度シオドア・スタージョン記念賞候補
「星々は待っている」(“The Waiting Stars”/2013)
2014年度ネビュラ賞ノヴェレット部門受賞/2014年度ヒューゴー賞最優秀ノヴェレット部門候補、
2014年度ローカス賞最優秀ノヴェレット部門候補
「形見」(“Memorials”/2014)
2015年度ローカス賞最優秀ノヴェレット部門候補
「哀しみの杯三つ、星明かりのもとで」(“Three Cups of Grief, by Starlight”/2015)
2015年度英国SF協会賞最優秀短篇部門受賞、2018年度イグノータス賞翻訳短篇賞受賞/
2016年度ローカス賞最優秀短篇部門候補、2016年度ユージイ・フォスター記念賞候補
「魂魄回収」(“A Salvaging of Ghosts”/2016)
2017年度ローカス賞最優秀短篇部門候補
「竜の太陽から飛びだす時」(“The Dragon That Flew Out of the Sun”/2017)
「茶匠と探偵」(“The Tea Master and the Detective”/2018)
2019年度ネビュラ賞ノヴェラ部門受賞、2019年度英国幻想文学大賞ノヴェラ部門受賞/
2019年度ヒューゴー賞最優秀ノヴェラ部門候補作、2019年度ローカス賞最優秀ノヴェラ部門候補作、
2019年度世界幻想文学大賞最優秀ノヴェラ部門候補作
上記内容は本書刊行時のものです。