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ルネサンスの音楽世界
テキスト、音、図像による新たな体験
A5判
556ページ
上製
定価
8,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年1月
- 書店発売日
- 2016年1月26日
- 登録日
- 2015年12月2日
- 最終更新日
- 2016年3月4日
書評掲載情報
2016-02-14 | 朝日新聞 |
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紹介
好評既刊『中世の音楽世界』の著者によるルネサンス音楽史。芸術が人びとの生活の一部となり、また自己顕示の手段となった中世後期、西洋音楽はかつてない多様化の時代を迎えた。和声法、記譜法、歌曲のテキスト、楽器といった技法的側面から、宮廷、教会、祝祭、ダンスとの関わりまで、ルネサンス音楽の全貌をさまざまな角度から浮かび上がらせる。付録CDに本書の理解を深める楽譜および演奏を多数収録。
目次
まえがき──耳に宿る魂
0 中世、ルネサンスと古楽──音楽生活の諸相 当時と現代
1 音楽上の基本語彙
2 ルネサンス音楽は存在するか
3 対位法と魂の喜び──ヨハネス・ティンクトリスと一五世紀の新音楽
4 宮廷の音楽──自己顕示、心の涵養、気晴らし
5 生活の中の芸術と音楽
6 ミサ曲
7 モテット
8 多声リート──シャンソンとテナー・リート
9 多声リート──マドリガル、ビリャンシーコ、ソング
10 ソロの器楽曲──オルガン、チェンバロ、リュート、ビウエラ
11 自己顕示と会話──器楽アンサンブルのための音楽
12 ダンスのための音楽──舞曲としての音楽、楽しみの高度文化
付録 ルネサンス 作曲家列伝
付録 プラトン哲学と宇宙論──クースのニコラウス、マルシリオ・フィチーノ、ロバート・フラッド、ヨハネス・ケプラー
訳者あとがき
4章及び8~12章のためのディスコグラフィー
原注
索引
上記内容は本書刊行時のものです。