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シネマ1*運動イメージ ジル・ドゥルーズ(著) - 法政大学出版局
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シネマ1*運動イメージ (シネマ1ウンドウイメージ)

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四六判
470ページ
上製
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-588-00855-9   COPY
ISBN 13
9784588008559   COPY
ISBN 10h
4-588-00855-2   COPY
ISBN 10
4588008552   COPY
出版者記号
588   COPY
Cコード
C1310  
1:教養 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2008年10月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年7月7日
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書評掲載情報

2018-09-08 朝日新聞  朝刊
2016-10-23 日本経済新聞  朝刊
評者: 國分功一郎(哲学者)
2012-07-08 東京新聞/中日新聞
評者: 雑賀恵子(社会思想史家)
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重版情報

3刷 出来予定日: 2015-02-25
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戦後ばかりでなく戦前の数多くの映画作品を自由に踏査しながら、「運動イメージ」の詳細な分析を通して「映画的イメージにおける思考」にいたるドゥルーズの真に創造的な傑作。『シネマ2』にたいしてその必然的な前提である『シネマ1』は、物語的内容を論じる映画論や、たんなる映画史としてではなく、「映画に現れるかぎりでのイメージと記号の分類の試み」の原理を明確に提示する。

紹介

戦後ばかりでなく戦前の数多くの映画作品を自由に踏査しながら、「運動イメージ」の詳細な分析を通して「映画的イメージにおける思考」にいたるドゥルーズの真に創造的な傑作。『シネマ2』にたいしてその必然的な前提である『シネマ1』は、物語的内容を論じる映画論や、たんなる映画史としてではなく、「映画に現れるかぎりでのイメージと記号の分類の試み」の原理を明確に提示する。

目次

第1章 運動に関する諸テーゼ──第一のベルクソン注釈
第2章 フレームとショット、フレーミングとデクパージュ
第3章 モンタージュ
第4章 運動イメージとその三つの種類──第二のベルクソン注釈
第5章 知覚イメージ
第6章 感情イメージ──顔とクロースアップ
第7章 感情イメージ──質、力、任意空間
第8章 情動から行動へ──欲動イメージ
第9章 行動イメージ──大形式
第10章 行動イメージ──小形式
第11章 フィギュール、あるいは諸形式の変換
第12章 行動イメージの危機

用語解説
訳者あとがき
注・索引

著者プロフィール

ジル・ドゥルーズ  (ドゥルーズ ジル)  (

1925年生まれのフランスの哲学者。69年からパリ第八大学教授。哲学史を独自の仕方で読みかえるとともに、哲学本来のあり方を概念の創造に求め、構造主義以降の思想・芸術・文化に多大な影響を及ぼした。主な著書に、『ベルクソンの哲学』(1966)、『差異と反復』(68)、『スピノザと表現の問題』(68)、『意味の論理学』(69)、『プルーストとシーニュ』(64、70)、『感覚の論理』(81)、『シネマ』(2巻、83、85)、『襞──ライプニッツとバロック』(88)などがある。また精神分析家フェリックス・ガタリとの共著で『アンチ・オイディプス』(73)、『カフカ』(75)、『千のプラトー』(80)、『哲学とは何か』(91)などを刊行。1995年11月4日死去。

財津 理  (ザイツ オサム)  (

1947年生まれ。思想研究家(現在、法政大学教授)。訳書にドゥルーズ『経験論と主体性』、『差異と反復』、『哲学とは何か』などがある。

齋藤 範  (サイトウ ススム)  (

1969年生まれ。中央大学文学部卒業後、パリ第一大学大学院留学を経て、横浜市立大学大学院国際文化研究科博士課程満期退学(哲学専攻)。法政大学、横浜市立大学非常勤講師。主要論文:「『物質と記憶』におけるベルクソン的〈直観〉の潜在性」、「生命と思考──『創造的進化』における認識と生命の不可分性」、「ベルクソンにおける自然と芸術について」ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。