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装幀の余白から 菊地 信義(著/文) - 白水社
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装幀の余白から (ソウテイノヨハクカラ)

芸術
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発行:白水社
四六判
174ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-560-09240-8   COPY
ISBN 13
9784560092408   COPY
ISBN 10h
4-560-09240-0   COPY
ISBN 10
4560092400   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年3月25日
最終更新日
2016年7月1日
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紹介

装幀家の書物への感性
 今年から来年にかけて、著者に大きなスポットが当たる。一つは著者を主人公にしたドキュメンタリー映画の制作、もう一つは著者による自伝の刊行だ。
 本書の刊行過程も映画のワン・シーンに取り上げられる予定で、殊に製本段階では、これまであまり取り上げられなかった「一冊の本ができあがる」工程が、装幀家の視点を通して紹介されると思われる。
 多くの書店の平台や棚で、必ず目にすることのできる「菊地本」ともいわれる著者装幀の書物の数々。その装幀の根底を支える著者のイメージの広がりは、わずかに書かれるエッセイによって、多く知ることができる。
 内容から造本まで、名エッセイ集として評価の高かった『樹の花にて』が刊行されたのが1993年。それから20年以上の歳月を経て、久方ぶりに著者が世に問うたのが本書である。直接装幀とは無縁な日常の発見の数々が、読者を書物という知的世界への興味をかきたてる。
 この20数年を経て、著者の感性がますます研ぎ澄まされていることに、読者は驚くだろう。

著者プロフィール

菊地 信義  (キクチ ノブヨシ)  (著/文

1943年東京生まれ。装幀家。藤村記念歴程賞、ドイツ・ライプチヒ「世界で最も美しい本」展銀賞等を受賞。著書に「樹の花にて」「みんなの「生きる」をデザインしよう」など。

上記内容は本書刊行時のものです。