...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
ヤバい社会学 : 一日だけのギャング・リーダー
発行:東洋経済新報社
縦200mm
402, 4ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年1月
- 登録日
- 2016年6月29日
- 最終更新日
- 2016年6月29日
書評掲載情報
2017-08-20 |
朝日新聞
朝刊 評者: 荻上チキ(言論サイト「シノドス」編集長) |
MORE | |
LESS |
紹介
シカゴの麻薬売人ギャングの懐に飛び込んだ社会学者ヴェンカテッシュの話は、ベストセラー『ヤバい経済学』で取り上げられて世界中の注目を集めた。本書は、彼がギャングとつるんだ冒険と災難の日々の全貌を明らかにした地下経済ノンフィクションだ。アメリカ最悪のゲットーの一つ、シカゴのロバート・テイラー・ホームズで、ヴェンカテッシュはギャング・リーダー、ヤクの売人、ヤク中、ホームレス、売春婦、ポン引き、活動家、警官、自治会長、役人たちと知り合う。そこには、ギャングと住民のあやしく複雑な関係と貧しいなかで必死に生きる人々の姿があった。ゲットーに生まれ、大学を出て就職しながらギャング・リーダーとしてゲットーに戻って来たJTと、中流家庭出身で、怖いもの知らずの社会学者ヴェンカテッシュの間の不思議な友情を描いた話題の書。
目次
第1章 貧しい黒人なのってどんな感じ?
第2章 フェデラル・ストリート、はじめの一歩
第3章 誰かがぼくを見守ってる
第4章 一日だけのギャング・リーダー
第5章 ベイリーさんのご近所
第6章 シノギする人される人
第7章 ブラック&ブルー
第8章 いっしょにいようよギャング
上記内容は本書刊行時のものです。