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出版者情報
台湾人の歌舞伎町――新宿、もうひとつの戦後史
発行:紀伊國屋書店
四六判
252ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2017年9月15日
- 登録日
- 2017年8月22日
- 最終更新日
- 2017年9月7日
書評掲載情報
2017-10-21 | 日本経済新聞 朝刊 |
2017-10-15 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
〈らんぶる〉も〈スカラ座〉も〈風林会館〉も台湾人がつくった――
終戦までの50年間、日本の統治下にあった台湾。
8万人あまりが“日本兵”として戦争に駆り出され、戦前から日本に“内地留学”をしていた者も多くいた。
戦後、今度は一転、“外国人”として裸一貫で放り出された台湾人はやがて駅前のヤミ市で財をなし、焼け野原に新たに構想された興行街・歌舞伎町を目指した――初めて明らかにされる、貴重な時代証言。
目次
【目次】
はじめに――歌舞伎町、ふたつの物語
第1章 〈ルンバ〉の青春 1945-49――虚脱から再起へ
第2章 〈地球座〉から始まった歌舞伎町 1945-49――理想と停滞
第3章 「歌舞伎町」前夜 1950-54――焦燥から光明へ
第4章 “じゅく文化”の裏に台湾人華僑あり 1955-64――胎動から興隆へ
第5章 台湾人が愛した歌舞伎町 1965-74――爛熟、そして変容
おわりに――再開発のなかの歌舞伎町
上記内容は本書刊行時のものです。