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万葉集と富山 高岡市万葉歴史館(編) - 笠間書院
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万葉集と富山 (マンヨウシュウトトヤマ)

文芸
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発行:笠間書院
四六判
194ページ
上製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-305-00246-4   COPY
ISBN 13
9784305002464   COPY
ISBN 10h
4-305-00246-9   COPY
ISBN 10
4305002469   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C1392  
1:教養 3:全集・双書 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年3月
書店発売日
登録日
2018年1月24日
最終更新日
2018年1月24日
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紹介

越中ゆかりの万葉の世界が、その後どのように富山県と関わってゆくのか。

家持が愛した「布勢の水海」をはじめとして、『万葉集』にうたわれた富山の地をめぐる後世の動き、富山県ゆかりの文学と『万葉集』との関わり、ラフカディオ・ハーンと山田孝雄という二人の人物も取りあげ、文学とかかわり続ける富山を紹介する。

目次

越中万葉の意義●坂本信幸
一 越中万葉の意義について/二 越中の風土/三 越中のことば/四 越中の風俗/五 日付の記載

氷見市布施の円山と「大伴家持千百年祭」●関 隆司
一 はじめに/二 明治の資料/三 平成の資料/四 昭和の資料/五 おわりに

立山はなぜ歌枕にならなかったのか─『萬葉集』享受研究の一助として─●新谷秀夫
一 はじめに/二 「二上山」のほととぎす/三 歌われない《立山》/四 さいごに─「越白嶺(山)」─

富山の古典文学─「武士の物語」と「俳諧」を中心に─●綿抜豊昭
一 はじめに/二 武士の物語/三 俳諧/四 おわりに

小泉八雲と万葉集─遺作「天の河縁起」にみる山上憶良の七夕歌の享受を中心に─●田中夏陽子
一はじめに─なぜ小泉八雲の蔵書が富山にあるのか─/二 八雲の講義ノートの発見─北星堂書店の蔵書「中土文庫」─/三 遺著『天の河縁起 そのほか』/四 妻セツと泣きながら執筆した「天の河縁起」/五 八雲が選んだ山上憶良の七夕歌/六 八雲が「天の河縁起」に採集した『万葉集』の七夕歌/七 結び
にかえて─二人の弟子─

山田孝雄博士と萬葉集について●毛利正守
一 山田孝雄博士略伝/二 『萬葉集講義』について、その⑴「複語尾」と「陳述」/三 『萬葉集講義』について、その⑵「字余り」と「音律・誦詠」/四 『萬葉五賦』について/

編集後記
執筆者紹介

著者プロフィール

高岡市万葉歴史館  (タカオカシマンヨウレキシカン)  (

【執筆者プロフィール】(五十音順)
坂本 信幸(サカモト ノブユキ)
1947年高知県生、同志社大学大学院修士課程修了、高岡市万葉歴史館館長、奈良女子大学名誉教授。『万葉事始』(共著・和泉書院)、『セミナー万葉の歌人と作品(全12巻)』(共編著・和泉書院)、『萬葉集CD―ROM版』(共編・塙書房)、『萬葉拾穂抄影印翻刻(全4冊)』(共著・塙書房)、『萬葉集電子総索引(CD―ROM版)』(共編・塙書房)ほか。

新谷 秀夫(シンタニ ヒデオ)
1963年大阪府生、関西学院大学大学院修了、高岡市万葉歴史館学芸課長。『万葉集一〇一の謎』(共著・新人物往来社)、『越中万葉うたがたり』(私家版)、「藤原仲実と『萬葉集』」(「美夫君志」60号)、「「挹乱」改訓考」(『萬葉語文研究』4集)ほか。

関 隆司(セキ タカシ)
1963年東京都生、駒澤大学大学院修了、高岡市万葉歴史館主幹。「大伴家持が『たび』とうたわないこと」(『論輯」22)、「藤原宇合私考(一)」(「高岡市万葉歴史館紀要」第11号)ほか。

田中 夏陽子(タナカ カヨコ)
1969年東京都生、昭和女子大学大学院修了、高岡市万葉歴史館主任研究員。「武蔵国防人の足柄坂袖振りの歌」(「高岡市万葉歴史館紀要」17号)、「万葉集におけるよろこびの歌」(同20号)ほか。

毛利 正守(モウリ マサモリ)
1943年岐阜県生、皇學館大学大学院修了、文学博士、皇學館大学教授、大阪市立大学名誉教授。『日本書紀1~3』(共著・小学館)ほか、「萬葉集に於ける単語連続と単語結合体」(『萬葉』100号)、「上代日本語の音韻変化」(『国語国文』57─4)、「「変体漢文」の研究史と「倭やまと文体」」(『日本語の研究』10─1)ほか。

綿抜 豊昭(ワタヌキ トヨアキ)
1958年東京都生、中央大学大学院退学、博士(文学)、筑波大学教授。『戦国武将の歌(コレクション日本歌人選)』(笠間書院)、『戦国武将と連歌師』(平凡社新書)、『図書・図書館史』(学文社)、『江戸の「百人一首」』(富山市教育委員会)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。