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出版者情報
隣国の肖像
日朝相互認識の歴史
発行:大月書店
四六判
336ページ
定価
3,200円+税
- 書店発売日
- 2016年6月23日
- 登録日
- 2016年5月31日
- 最終更新日
- 2016年5月31日
紹介
交流と対立、抑圧と抵抗というせめぎ合いのなかで、分かちがたい関係を結んできた日本と韓国・朝鮮。近代から現代まで、人びとが、互いに互いの姿をどのように認識していたのかを描き、相互理解の深化をめざす。
目次
序 服藤早苗
第Ⅰ部 近代日本の朝鮮観
第1章 近世日本の朝鮮観(須田努)
第2章 明治期日本の朝鮮観(吉野誠)
第3章 近代日本における為政者の朝鮮観(小川原宏幸)
第4章 大正知識人の朝鮮観(千葉功)
第5章 日本民衆の朝鮮観(青木然)
第6章 植民者の朝鮮観(趙景達)
第Ⅱ部 近代朝鮮の日本観
第1章 朝鮮使節の日本観――第一次修信使を通して(北原スマ子)
第2章 ある開化派官僚の日本観――兪吉濬を通して(伊藤俊介)
第3章 伝統的知識人の日本観――崔益鉉と開化派人士の同時代的考察(慎蒼宇)
第4章 朝鮮民族運動家の日本観――一九一〇~二〇年代を中心に(加藤圭木)
第5章 朝鮮民衆の日本観(宋連玉)
第6章 「親日派」の日本観――「親日/対日協力」の論理・動機を手がかりとして(宮本正明)
第Ⅲ部 現代の相互認識
第1章 現代の日韓相互認識の深化――三人の歴史研究者・歴史教育者の応答から(君島和彦)
第2章 戦後在日朝鮮人の「日本観」(金鉉洙)
第3章 戦後日本における知識人の朝鮮観――朝鮮人BC級戦犯と朝鮮人被爆者問題から見るジャーナリズムの役割(本庄十喜)
第4章 現代韓国人の日本観(南相九)
第5章 ドイツから見た日韓相互認識(ユリアン・ビオンティーノ)
第6章 対談 日韓相互認識の今昔(大門正克/趙景達:司会・山本直美)
上記内容は本書刊行時のものです。