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須賀敦子の旅路 ミラノ・ヴェネツィア・ローマ、そして東京 大竹 昭子(著/文) - 文藝春秋
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須賀敦子の旅路 ミラノ・ヴェネツィア・ローマ、そして東京 (スガアツコノタビジ ミラノ ヴェネツィア ローマ ソシテトウキョウ)

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発行:文藝春秋
文庫判
496ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-16-791041-9   COPY
ISBN 13
9784167910419   COPY
ISBN 10h
4-16-791041-1   COPY
ISBN 10
4167910411   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月12日
最終更新日
2018年3月6日
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書評掲載情報

2018-05-20 産經新聞  朝刊
2018-03-25 朝日新聞  朝刊
評者: 辻山良雄(書店「Title」店主)
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紹介

61歳で初の著作『ミラノ 霧の風景』を刊行し、衝撃のデビューを飾った須賀敦子。その8年後に世を去り、残された作品は数少ないが、その人気は衰えることなく、読者に愛されつづけている。2018年は、須賀の没後20年。その記念すべき年に、生前親交の深かった著者が、ミラノ、ヴェネツィア、ローマと須賀の足跡をたどり執筆したシリーズを加筆改稿し、新たに「東京」篇を書き下ろした。『コルシア書店の仲間たち』刊行直後に行なわれた須賀へのロングインタビューも初所収となる。
夫と暮らし、コルシア書店に通ったミラノ。夫を亡くした傷心を慰めてくれたヴェネツィア。晩年、ハドリアヌス帝の跡をたどったローマ。帰国後、『ミラノ 霧の風景』を書くまでの東京における「空白の20年」。須賀敦子の起伏ある人生をたどり、その作品の核心に迫る意欲作。
「この本の白眉はなんといっても書き下ろしの「東京」篇ということになる。〈略〉夫を失い、日本に帰国してから作家・須賀敦子が現れるまでに実に20年近い時間が経過しているのだ。この空白の20年にいったい何がどのようにして満ちていったのか。その謎が解き明かされる」(福岡伸一氏「解説」より)

上記内容は本書刊行時のものです。