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出版者情報
女が美しい国は戦争をしない 美容家メイ牛山の生涯
発行:講談社
四六判
290ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2017年10月25日
- 登録日
- 2017年8月21日
- 最終更新日
- 2017年10月26日
書評掲載情報
2017-12-10 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 桜木奈央子(フォトグラファー) |
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紹介
戦前、モダンガールが闊歩する東京・銀座に大評判の美容師がいた。後にメイ牛山と呼ばれる高根マサコは何も手本のない時代に独自の美意識で次々に斬新なヘアメイクを創造していく。戦争、パーマネント禁止、疎開。暗い時代にも希望を見失わず、焼け跡で心に誓った「日本じゅうの女性を美しくする」という夢は高度成長期に大きく開花する。女性美を追究し、明治・大正・昭和・平成を駆け抜けた美のマエストロ、メイ牛山の一代記。
戦前、モダンガールが闊歩する東京・銀座に大評判の美容師がいた。
山口県から18歳で単身上京、後にメイ牛山と呼ばれる高根マサコは何も手本のない時代に独自の美意識で次々に斬新なヘアメイクを創造していく。戦争、パーマネント禁止、疎開。暗い時代にも希望を見失わず、焼け跡で心に誓った「日本じゅうの女性を美しくする」という夢は高度成長期に大きく開花する。六本木に開いた東洋一のサロン、作家や芸術家たちとの交流。年齢にとらわれない女性美を追究し、明治・大正・昭和・平成を駆け抜けた美のマエストロ、メイ牛山の一代記。
目次
第一章 きれいなものがすき
第二章 モダンガール、美容師になる
第三章 プロポーズは業務命令?
第四章 戦争・おしゃれ・蝶々夫人
第五章 戦争の終わり、新たな決意
第六章 焼け跡にさす光
第七章 ほんとうの美と出会う
第八章 ”女のプロ”になりなさい
第九章 余命宣告からの生還
第十章 清人とのわかれ、第二の人生
第十一章 女はいつも楽しく美しく
上記内容は本書刊行時のものです。