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自分でつくるカンタンごはん
京都発!子どもクッキング
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年12月
- 書店発売日
- 2014年12月22日
- 登録日
- 2014年11月28日
- 最終更新日
- 2015年1月7日
紹介
和食、子どもだけでつくれます!
「ナス、ニンジン、大根、ウドだっておいしいよ」。
旬の野菜のおいしさ、だしの味、子どもはちゃんとわかっています。
京都で11年、「料理ができる子ども」を育ててきた「室町子どもクッキング」は、
室町社会福祉協議会と京都市立室町小学校のコラボで誕生した料理教室です。
その人気レシピを大公開。おやつもあります。
「和食」が世界遺産に指定された今こそ、「和の食育」を。
子どもの五感と味覚を育てます。脳の発達にも。
目次
はじめに
安心・安全に調理をするために
~一つ一つ納得させながら伝えよう~
◆身じたく…エプロン・三角巾・手洗い
◆調理台の高さ
◆包丁の使い方
包丁とは?まな板とは?
包丁を持たない方の手はどうする?
包丁お休みの場所
立つ位置は?
包丁の腹に切れたものがいっぱいくっついているときは?
かたいものを切るときは、ウルトラマンの手、ピーン
◆器具の名前、使い方を伝える
◆やけどに注意
火がついた鍋にものを入れるとき、どうやって入れる?
湯気も熱い!
火を消しても、鍋は熱い
◆大人は「口は出しても手は出さない」
子どもができる下ごしらえ
~包丁を使わなくてもできることはいっぱい!~
キノコを裂く
計量スプーン
はかりで計量する
おろし金で
ピーラーで
卵を割る
ごますり
すじ取り
オクラの産毛取り
だしをとる→味見をする
和食の基本 ご飯をたいてみよう!
お米のとぎ方・ご飯の炊き方
和食の基本 だしをとってみよう!【1】
こんぶと煮干しのだし
和食の基本 だしをとってみよう!【2】
こんぶとかつお節のだし
さわやかな春をいただきます!
スナップエンドウのごまあえ
春野菜のおみそ汁
夏はさっぱりいただきます!
蒸しナスの三杯酢あえ
キュウリのおすまし(とうふ梅白玉入り)
秋の恵みをいただきます!
黒米ご飯
さつまいものおみそ汁
さつまいもとこんぶの煮物
大根丸ごといただきます!
大根ステーキ
大根菜めし
大根のおみそ汁
がんもどきのきのこおろし煮
ニンジンご飯
大根の皮と葉のきんぴら
かきたま汁
ハレの日ごはんでお祝いしましょ
ケーキ寿司
湯葉のおすまし
手作りおやつでおもてなし
おやき
レモンジンジャー寒天
さつまいものくず茶巾
料理と子ども
あとがきにかえて
前書きなど
「口の中がおいしいと言っている!」
小学2年生の女の子が、自分で作ったご飯を食べてそう言いました。
彼女が作ったものは、「ごはん・みそ汁・スナップえんどうのごまあえ」。
そう、和食です。どちらかというと地味です。
でも子どもたちはペロリと食べます。しかもおいしいと言って。ふだん小食の子もおかわりをしたりするのです。
そのヒミツは、京都にある室町小学校でおこなわれている「室町子どもクッキング」にあります。魔法がかかる料理教室!?ではなく、「自分で作るカンタンごはん」をコンセプトにお米とだし、京都の地元でとれる旬の野菜を使ってカンタンでおいしい和食を子どもたちだけで作る教室です。
「料理ができる子ども」を育てることは、その子が大人になってからも料理ができるということです。家庭をもったら、家族にも料理を作ります。それは家族の健康、心の安定につながります。和食であればなおさらです。社会の最小単位の家族が健康でいられたら、生き生きと活動でき、地域の元気、日本の元気につながっていくのです。
私は、「料理ができる子ども」を育てることがこの国の未来を明るくすることにつながると強く思って、子どもの料理教室をしてきました。
「未来の親」育て、いっしょに始めてみませんか。
上記内容は本書刊行時のものです。