日本哲学・思想史 VI湯浅泰雄全集 13
湯浅泰雄:著, 黒木幹夫:解説
発行:ビイング・ネット・プレス この版元の本一覧
A5判 580ページ 上製
定価:9,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-904117-02-6 C3310
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年03月 書店発売日:2008年03月24日
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紹介

「和辻哲郎の視角」から「和辻哲郎 近代日本哲学の運命」の執筆に至る8年間は、湯浅泰雄が日本思想史、ユング心理学、身体論の三つにわたる学際的研究を行い、湯浅哲学の基礎を固めた時期にあたる。本書に集められた和辻論はその研究成果である。

目次


和辻哲郎研究の視角
和辻哲郎の日本思想史研究の方法 ・・・日本精神史から日本倫理思想史へ
和辻倫理学とアリストテレス・・・民族性・倫理・心理
ポスト・モダンの時代と和辻哲郎(1988) 
ポストモダンの時代と和辻哲郎(1989)
和辻倫理学の遺産と課題・・・風土・身体・芸術

和辻哲郎(『ブリタニカ国際大百科事典』より)
和辻哲郎(『近代日本哲学思想家辞典』より)

和辻哲郎・・・近代日本哲学の運命
 序 回想の和辻哲郎
 1 村の子の孤独
 2 あれかこれか・・・美と倫理の間に
 3 日本回帰の道
 4 アカデミズムの異端
 5 ヨーロッパの旅
 6 マルクス主義とナショナリズム
 7 戦争と文化
 8 天皇制論争
 9 太平洋戦争とは何か
10 和辻倫理学
11 日本思想史における近代
 結び 晩年
 和辻哲郎略年譜
 
解説 湯浅泰雄における『和辻研究」の意味  黒木幹夫   

前書きなど

 本巻は湯浅自身にとって、特別の意味を有している。それは、師としての和辻哲郎の存在によってこそ、哲学者としての湯浅泰雄が形成されてきたからにほかならない。和辻哲郎に対する湯浅の立場は、湯浅自身による次の言葉にありありと示されている。「要するに、和辻さんを通してはじめて哲学の世界に入門したといってもいい」。「私の今の気持としては、和辻学の成果を吸収しながら、その足りないところをいかに克服するかという点に、自分のこれまでの歩みがあったようにも感じています」。実はこの「歩み」は、本解説が明らかにするように、湯浅の晩年まで継続されることになる。
(解説「湯浅泰雄における『和辻研究』の意味」 黒木幹夫 より)

版元から一言

和辻哲郎をどう読むべきか・・・今日的な意義を識る全9篇

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