超訳 古事記
鎌田 東二:著
発行:ミシマ社 この版元の本一覧
四六判 200ページ ソフト上製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-903908-15-1 C0014
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年11月 書店発売日:2009年10月22日
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紹介

日本誕生の神話は、こんなに面白かったのか! 生老、病死、愛憎、諍い、霊・・・ 全ての物語の要素が宿る『古事記』。本邦最古の書が、1300年の時を超え、「今の言葉」になって蘇る!

宗教学者であり、フリーランス神主、神道ソングライターでもある著者が、魂をこめて日本中の人たちに贈る、感動の超訳。

~ミシマ社創業3周年記念企画~

目次



SCENE:1 世界の誕生
 体をもったふたりの神
 形なき世界に島が生じる
 伊邪那岐 伊邪那美 、ひとつに溶ける
 島々を産む
 伊邪那美命、神々を産む
 黄泉の国にて
 呪いの言葉を封じこめる
 三柱の神の子、誕生
SCENE:2 天の国
 「お母さんが恋しい」
 高天原にて姉の天照と、神々を生む
 まっ暗な世界
 踊りに踊り、舞いに舞う
 五穀が生まれる
 八俣の大蛇
 歌の国
SCENE:3 地の国
 大穴牟遅、稲羽の素兎を助ける
 兄神たちの憎しみ
 須佐之男命、試練を課す
 大穴牟遅、大国主神となる
 出雲の国、栄える
SCENE:4 国譲り
 天照大御神、地上にわが子を遣わす
 地上の国と高天原とのにらみ合い
 一騎打ち
 出雲大社、建立
 天孫降臨
 猿田毘古大神、道を塞ぐ
 邇邇藝命、恋に落ちる
 木花の佐久夜毘売、三人の子を産む
 海幸彦と山幸彦
 綿津見神の宮へ
 山幸彦、豊玉毘売と結婚する
 娘婿の嘆き
 海幸彦、弟の守り人となる
 豊玉毘売の出産
 初代天皇、誕生




神々の系図
神名解説
解説
参考文献
あとがき

前書きなど

 神話は物語です。口承伝承です。口から口へ、耳から耳へ、語り伝えられたものです。宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』で言えば、大ババ様が言う、「その者、青き衣を着て、金色の野に降り立つべし。失われた大地との絆を結び、人々を青き清浄の地に導かん」という、古き言い伝え、なのです。

 本書『超訳 古事記』は、そんな言い伝えの世界を再現しようとする試みです。稗田阿礼が語り、太安万侶がそれを文字に起こし、筆写して整え、ある編纂意図をもってまとめたものが、古代の『古事記』とされるならば、その『古事記』の世界の「原古事記」を訪ねる試みが本書です。 わたしが鎌田阿礼となり、三島さん(編集者)が三島安万侶となって共同作業で作った、わたしにとっては、忘れられない記念すべき本となりました。

(あとがきより)

著者プロフィール

鎌田 東二(カマタ トウジ)

1951年、徳島県阿南市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。京都造形芸術大学客員教授。文学博士。宗教哲学・民俗学・日本思想史・比較文明学などを幅広く研究。17歳で聖地巡礼に目覚め、以来40年以上にわたり、国内外の聖地を参拝して回る。石笛・横笛・法螺貝奏者。フリーランス神主。神道ソングライターとして200曲以上を作詞作曲し、時にライブも行う。著書に『神道とは何か』(PHP新書)、『聖地感覚』(角川学芸出版)、『神と仏の出逢う国』(角川選書)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。
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