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ト・日 書店
直接取引:なし
東亜聯盟運動と朝鮮・朝鮮人
日中戦争期における植民地帝国日本の断面
A5判
240ページ
上製
定価
5,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年6月
- 書店発売日
- 2015年6月30日
- 登録日
- 2015年5月15日
- 最終更新日
- 2015年6月24日
紹介
泥沼化しつつある日中戦争下、日本による新たな東アジア秩序の構築を提起したあまたの「東亜新秩序論」。石原莞爾の主唱した東亜聯盟運動は、その重要な一角を占めつつ、中国のみならず植民地朝鮮をも視野に入れていた点で特異だった。他方、独立の展望を失っていた朝鮮人の中からもこの運動に参加する者が現れた。戦時期朝鮮の皇民化政策に東亜聯盟運動はどのように向きあおうとしたのか。朝鮮人運動参加者はこの運動に何を求めたのか。本書は、東亜聯盟運動に参加した朝鮮人の実践からその到達点と限界を検証する。
目次
序 章 東亜聯盟運動とは何か
第一章 東亜聯盟論における朝鮮問題認識
第二章 姜永錫と朝鮮における東亜聯盟運動
第三章 曺寧柱と京都における東亜聯盟運動
第四章 名古屋在住朝鮮人の東亜聯盟運動
第五章 戦後の東亜聯盟運動と朝鮮人
終 章 東亜聯盟運動の長い影
上記内容は本書刊行時のものです。