走れ!ダーウィン JR北海道と柿沼博彦物語
綱島 洋一:著
発行:中西出版  発売:林下英二 この版元の本一覧
四六判 228ページ 並製
定価:1,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-89115-190-4 C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年04月 書店発売日:2009年04月20日
※送料は無料です。版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
この投稿にタグはありません。
タグは版元ドットコム事務局で編集することがあります。
あらかじめご了承下さい。

目次

【第1章】トヨタが動いた日
   始動 夢の乗り物
  DMV 特徴とメカニズム

【第2章】夢を育てた竹遊び
   鉄道知らぬ少年
  「変化に対応する人間が生き残る」~坂本眞一 私の柿沼博彦論

【第3章】新幹線を創った男
  師と仰ぐ島秀雄
  「勇気をもらった」「夢っていいね」~柿沼博彦の講演を聞いた感想から
  「願いは物を大切に」~環境学習で知り合った柿沼博彦に学ぶ~

【第4章】チーム柿沼の結実
   夢叶える総合力
  「DMVは旭山動物園とそっくり」~小菅名誉園長 ハンディ克服の道語る

【第5章】未来へ続くレール
  燃える技術者魂
  柿沼博彦と車両技術開発の歩み
  「走れ! ダーウィン」合い言葉に

前書きなど

~(前略)~
 線路と道路を一瞬のモードチェンジで走り抜けるDMV。画期的な乗り物の誕生に驚かれましたか。国内外の多くの鉄道技術者が挑み、実現できなかった夢の乗り物。その産みの親、柿沼博彦さんの「決して諦めぬ姿勢」に心を打たれたのではないでしょうか。
~(中略)~
 DMVはバスではありません。鉄道でもありません。困ったことが起こりました。DMVを安全に走らせる法律がないのです。道路を走る時にはバスの法律を適用しなければなりません。線路を走る際には鉄道の法律が基準です。
 わかりやすい事例をひとつ。道路を走る際にはバス会社の運転手さんがハンドルを握ります。線路では鉄道の運転士さんに交代します。これでは、利用者が激減し、採算が合わなくなったローカル鉄道で走らせてもコスト削減にはなりません。
 もうひとつ。道路にある信号機は一定の間隔で「青」になったり、「赤」になったりします。鉄道では信号機の仕組みが違います。
 鉄道では決められた区間に一つの列車しか入れない仕組み。衝突事故を防ぐ工夫です。では、どうやって列車の運行を管理しているのでしょうか。
 鉄道ではレールに電気を流しています。片側のレールから流した電気は列車の車輪を通り、もう1本のレールへと流れます。この仕組みで列車を検知、信号機を「青」にしたり、「赤」にしています。
 DMVも同じ仕組みでレール上を走らせようとしました。ところが、DMVはマイクロバスを改造して生まれた車。重厚な鉄道車両とは違います。車体が軽いためにレールを流れる電流が車輪にうまく伝わらない事例が出てきました。極端に言うと、今ある鉄道の法律ではDMVの本格的な営業運転には「待った」がかかってしまいます。
 もちろん、柿沼さんは諦めません。「GPS」という衛星を活用した位置検知システムでDMVがどこを走っているかを把握する安全運行システムの開発を始めています。実現すれば、地上の信号システムが不要となるはずです。鉄道のコスト削減効果は図り知れません。
 現実はまだ多くの難関が立ちはだかり、すぐに本格的な営業運転ができるめどは立っていません。
~(中略)~
 「DMVを日本列島に走らせたい」
 「自分も夢を諦めずに頑張りたい」
 そう感じたひとり一人の皆さんが「チーム柿沼」の熱きメンバーです。
 夢を叶えたいと思うみなさん。「チーム柿沼」の合い言葉はただひとつです。
 「走れ! ダーウィン」
~(後略)~

著者プロフィール

綱島 洋一(ツナシマ ヨウイチ)

朝日新聞記者。新潟、静岡支局から名古屋本社経済部、社会部員。トヨタ自動車の本拠地、豊田市に支局を開設する準備を担当し、北海道支社報道部へ。
1997年11月、国内初の事例となった都市銀行、北海道拓殖銀行の経営破綻を取材。以来、低迷を続ける北海道経済の現状と再生への道筋に強い関心を持つ。
札幌市生まれ。北海道をこよなく愛し、「北海道を元気に」が願い。国際教育音楽祭「PMF」をはじめ世界に誇る芸術文化・ガーデニングによる街づくりと取材対象は多岐に渡る。
世界の難民キャンプを訪問、難民ひとり一人の視力を検査してメガネを寄贈する札幌市の企業、富士メガネの活動に共感、アゼルバイジャン共和国に同行取材。その活動をドキュメンタリーとしてまとめた著書「見えた 笑った 難民にメガネを 金井昭雄物語」を発刊した。
現在は同支社報道センター員。

※送料は無料です。版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます


    関連する本

コメントとトラックバック »

まだコメントとトラックバックはありません

TrackBack URI : http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-89115-190-4.html/trackback

コメントをどうぞ

お寄せいただいたコメントは、当サイトに掲載されますが、内容によっては削除させていただく場合がございます。なお、コメントへの回答は原則としていたしておりません。当サイト・著者・各版元へのお問い合わせの際は、お問い合わせフォームをご利用下さい

▲ページの上端へ