
発行:サンライズ出版 この版元の本一覧
B6判 並製
定価:1,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-88325-162-9 C0021
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年03月 書店発売日:2009年03月03日
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知将「石田三成」は、豊臣政権の転覆を図る徳川家康に、敢然と立ち向かった「忠義」の臣として、多くの人に受け入れられている。しかし、三成の評価は、単なる「忠義」の臣でよいのか?
三成は秀吉のもと、戦国時代後の理想国家を夢みて、太閤検地や兵農分離などの政策を行っていた。それは、社会に浸透したさまざまな既得権を奪うもので、まさしく戦国の構造改革であった。三成は、この改革を断固実現した政治家としてこそ、正当に評価されるべきである。彼は「私恩」のために家康と戦ったのではない、家康と目指す国家が違うために立ち上がったのである。この本では、大谷吉継や直江兼続ら盟友との関係にも触れつつ、新出文書も踏まえながら新たな三成像を提示する野心作。
目次
はじめに
一 三成の誕生と出仕
石田三成の人物像/三成の出生地と祖先/三成と秀吉との出会い/父と兄─正継と正澄─
二 秀吉の家臣として
賤ヶ岳合戦前後の三成/奉行としての三成/薩摩島津氏と三成/博多復興と筑前代官
三 天下人秀吉と三成
小田原北条氏攻めと三成/常陸佐竹氏と三成/奥羽仕置と三成/朝鮮出兵と三成
四 佐和山城主 石田三成
佐和山城主時代の三成文書/三成が佐和山領に出した村掟/佐和山城の城と城下町
五 西軍の関ヶ原
信濃真田氏と三成/直江兼続と石田三成/西軍の関ヶ原/石田三成の捕縛/佐和山城の戦い
おわりに─三成の改革が目指した社会と精神─
古文書釈文集
関連書
近江佐和山城・彦根城
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著者プロフィール
太田 浩司(オオタ ヒロシ)
長浜城歴史博物館主任学芸員
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