新版 検証・免田事件
熊本日日新聞社:編
発行:現代人文社  発売:大学図書 この版元の本一覧
A5判 256ページ 並製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87798-418-2 C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年07月 書店発売日:2009年07月08日
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紹介

死刑再審ではじめて無罪を勝ち取った免田事件を徹底的に調査・分析し、その原因をさぐり、無罪獲得までの長い道のりを明らかにする異色のドキュメント。あらためて冤罪の恐ろしさと司法関係者の怠慢を浮き彫りにする。

目次

第1部 「免田事件」を聞く
河上元康・元裁判長インタビュー 誰もが納得できる判決を目指す
免田栄さんインタビュー 本当の民主主義をどう根付かせるか

第2部 『検証 免田事件』
第1章 アリバイ
1 全面否認
2 兼田証言アリバイの決め手
3 接客婦証言二転三転した危険な証拠
4 半仁田証言33年目の検察側新証人

第2章 自白
1 破綻した自白調書
2 不明確な犯行の動機・態様
3 疑問の多い犯行時刻
4 鑑定論争

第3章 錯乱
1 強いられた自白
2 ひきつがれた自白

第4章 人間模様
1 死の恐怖
2 無実を信じて
3 7人の侍
4 忘れられぬ事件
5 癒えぬ傷

第5章 再審
1 死刑判決
2 幻の決定
3 再審へ一点突破

第6章 捜査
1 自白偏重
2 内部資料

第7章 冤罪の救済と社会
1 教訓
2 補償
3 差別社会

終 章 マスコミ
問われた報道姿勢

第3部 判決以後の免田栄さん
寄稿 免田栄被告 獄中三十余年 心のい 潮谷総一郎
「ずさんな捜査だった」最高検が内部文書で痛烈批判免田、財田川、松山の三大冤罪で報告書
不在証明当初から 最高検の報告書にみる免田事件
無罪判決から10年 九州大学が市民アンケート2割がなお犯人視。偏見根強く残る
連載 免田再審・判決10年の意味
「真の人権回復」認めれず 免田さんの“再審請求”、熊本地裁が棄却
冤罪被害受け止め、世代間で格差 20代以下では無罪認識 免田事件をテーマに熊本、人吉市民アンケート

対談 免田事件から学ぶ 司法とメディアに残された課題
免田栄×大出良知
取り残された問題/再審過程での支え/死刑廃止を/メディアへの期待/刑事司法の遅れた側面/メディアは刑事裁判の実相にどこまで迫ったか/裁判を評価できる記者の育成を

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