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ちゅうちゅまんげのぼうめいて
発行:青灯社
A5判
127ページ
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2009年12月
- 書店発売日
- 2009年12月20日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
ふるさとの
いまはなき日本の原郷を生きた
遠い日の
ばあちゃんのうた
この詩集の「あとがき」によれば、作者は昨年、大腸を破裂させて「一週間、生死の境をさまよった」。
一命をとりとめ退院し、詩を書こうとすると、机のわきに彼の祖母であるフイばあちゃんがさまよい出てきて、
「こげなこつのあったなあ」とむかし語りを勝手に始め「ワープロのキーを押したりする」。
そのフイばあちゃんの語りをまとめたら、一冊の詩集になった。だから「この詩集は、祖母・大石フイのものである」と記している。
わたしは大石陽次のこの詩集のなかに、久しぶりに、本当に久しぶりに、「色のひとつ足らぬ虹」(谷川雁)という人生のアルファとオメガを見た気がするのである。
吉田 司(大宅ノンフィクション賞作家)氏がこの詩集に寄せた、
『「色のひとつ足らぬ虹」を見た』より、抜粋。
目次
●
西ん空ん正平さん
往還の郵便局員
焼かれた丑蔵じいさん
鉄蔵さんの食事
村から消えた光男しゃん
藤吉が家の火事
幽霊
●●
電球の点いた村
電気泥棒
たんものおり
へらくちに咬まれたじいちゃん
ちゅうちゅまんげ
掘り出しもん
キャラメル
黄金の夏休み
リバー・ポリス
ばあちゃん、千葉に行く
お迎え、と泰造
ばあちゃんの死
あとがき
謝辞
上記内容は本書刊行時のものです。