源平盛衰記絵巻〔図版編・解説編 全2冊〕
加美宏:監, 狩野博幸:序文
発行:青幻舎
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A4横 上製
定価:29,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-86152-138-6 CC0071
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年05月
書店発売日:2008年05月20日
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紹介

昭和3年、水戸・徳川家による大売立会が行なわれ、数多の財宝とともに、文庫に収められた大部の絵巻物、全12巻揃「源平盛衰記絵巻」が出品された。さすが大名家の道具とあって、際上質の絵具と金彩を施し、一流の絵師の手になる豪奢・美麗な名品である。その後、第一次世界大戦後の山口内閣及び浜口内閣で蔵相として活躍した井上準之助氏の所蔵となるも、氏は昭和7年、右翼団体「血盟団」による暗殺テロに倒れ、以後、行方知れずとして今日まで日の眼を見ることがなかった幻の作である。近年、某家より発見され、作成当初のままの美しい姿で、この度出版物として発表されることとなった。『源平盛衰記』は、鎌倉時代以降に成立した軍記物語。『平家物語』を基に、源氏関連の記事や故実・挿話などを織り込んで、源平二氏の興亡を精細に叙述する、全48巻の大河物語となっている。語り物としての『平家物語』に対し、歴史を精密に再現する読み物風といわれ、後世の物語に多大な影響を及ぼした。文字のみ、あるいは挿図を加えた物語本としては多くの異本を含め様々に流布したが、あまりに大部なためか、絵を主体として表わされたものは他に見られず、本書は『源平盛衰記』を絵画表現として目の当たりにする、唯一無二の貴重な資料である。図版編160頁、解説編76頁の二冊合本。

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