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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト|ニ|地方小
直接取引:あり(その他)
駐在所暮らし
A5判
239ページ
上製
定価
1,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年8月
- 書店発売日
- 2015年8月22日
- 登録日
- 2015年6月30日
- 最終更新日
- 2016年3月7日
紹介
戦後間もない時期から高度成長を続ける昭和40年代後半、日本社会が大きな変化を遂げるなかで、田舎の駐在所の警察官とその家族はどんな生活を送っていたのだろう。
大相撲の地方巡業でやってきた若乃花、酔っ払いに襲撃された時の恐怖、旅芸人一家との交流、そして引っ越しに次ぐ引っ越し……本書は、駐在所生活の警察官の娘として生まれた筆者がつづった、あまり描かれることのなかったもうひとつの警察官物語。
目次
プロローグ(父の戦後)
1 私の生家はダムの底(垪和駐在所)
2 全く記憶のない場所(鶴田駐在所)
3 駅の待合室が遊び場(福渡駐在所)
4「隣のトトロ」の風景そのままの田舎(小原(農家を賃貸))
5 駐在所、暴漢に襲撃される?(打穴駐在所)
6 鉱山の町柵原のお巡りさん(藤原駐在所)
7 轢死体を見て震え上がる(神目駐在所)
8 旭川ダムに沈んだ町、その復活再生の歩みとともに(西川駐在所)
9 超ボロい家での暮らし(倭文駐在所)
10 はじめての官舎の生活―警察とは階級社会であると知る(亀甲官舎)
加美署の変遷
11 これって栄転ですよね? やっと岡山市に戻ってきた一家(玉柏駐在所)
岡山西警察署の歴史
12 終の住処へ 引っ越し双六はこれでアガリ(泉田(自宅))
エピローグ(父の戦前・戦中)
版元から一言
それぞれの任地で巻き起こる事件や出来事……田舎の暮らし、警察社会のリアルなエピソードが、戦後の岡山県中北部を舞台に、二女婦美の視点を通して語られる。
上記内容は本書刊行時のものです。