信州上田・農村スケッチ やさしい風景がよみがえる時
清水 義博:文・絵
発行:梨の木舎 この版元の本一覧
A5判 140ページ 並製
定価:1,700円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8166-0905-3 C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年06月 書店発売日:2009年07月10日
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紹介

絵と文で見る昭和初期農村の暮らしと風景、63点。
いまでは失われてしまった、高度経済成長前の日本の農村生活の記録。
家庭で子どもたちに語り継ぐために、あるいは学校の教材として。

目次

春一番の麦踏み・水車小屋・村祭りの季節・麦秋と苗代作り・牛を引く・
代掻き・味噌の仕込み・田植え・桑摘み・田の草取り・稲こき作業・まゆの糸取り・
野沢菜漬け・焼きぬか…などなど

前書きなど

あとがきより 
上田(当時は神科村)の農家の長男として生まれ育ち、農業高校(小県蚕業高校)に学び、農業を継ぐべき道をたどった私でしたが、いつのまにか好きな木彫や版画農民美術の仕事がなりわいとなりました。
……すべてが手作業による自給自足に近い農業は、豊かな自然のなかにありました。ゆったりとした時間の流れのなかで、人と人、人と物、人と生き物が真正面から向きあい、互いを尊重し、大切にする、解りやすいシンプルな日常でした。…

版元から一言

清水さんが、子どもの頃につかんだ生きる喜びや至福感が、子ども時代を卒業しても、今なおそこが基盤になり、指標となり、現代社会への問題意識にもつながり、次なる創作の道を支える途上であることを確信しました。
一方、今の時代の子どもたちは、受けとるものが過剰で、つかみ取ることが過少であると言われて久しいのですが、清水さんの子ども時代は、受けとるものもそれなりに多かったのでしょうが、つかみ取る事がそれを大幅に上回ることが出来た時代でした。
「やさしい風景」の時代をふりかえるときから、次のステップへの手がかりをあたえてもらった、このたびの出版でした。(津田櫓冬)

著者プロフィール

清水 義博(シミズ ヨシヒロ)

1935年(昭和10年)、長野県上田生れ。
小県蚕業高等学校卒業。
山本鼎の農民美術を尾沢千春に師事。
現農民美術連合会相談役

著書
『ころころくるくる オーリャのゆびわ』(マルシャーク作・内田莉莎子訳)
『ぼくはだいくさん』(マルシャーク作・内田莉莎子訳)
『九つの銅貨』(デ・ラ・メア作・脇明子訳 以上絵本福音館書店刊)ほか
に挿絵

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