想田 正:著
発行:青弓社 この版元の本一覧
四六判 200ページ 並製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-7270-6 C0073
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年06月 書店発売日:2009年06月22日
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敗戦後の混乱期に現れた天才少女は「悲しき口笛」「東京キッド」「リンゴ追分」で次々と大衆を魅了して全国を席巻した。戦後社会を体現した歌謡界の女王ひばりの生き方と歌謡研究=年代篇・ジャンル篇・作曲家篇などから現在も根強い人気を誇る人物像を描く。
目次
まえがき
ひばり歌謡学・序説――『美空ひばり歌謡研究』(二〇〇八年、私家版)再掲
第1章 ひばりという生き方
1 舞台人として
2 市井人として
3 戦時体験者として
第2章 ひばり歌謡をたどる
1 年代別に見たひばり歌謡
2 ジャンル別に見たひばり歌謡
3 作曲家別に見たひばり歌謡
第3章 ひばり歌謡の周辺――大衆文化考
1 「ひばり」の名は、いつ、どこで、誰が付けたのか
2 ひばり歌謡は、不滅たりうるか――作り手と演じ手の相違から
3 ジャンルとしての〈演歌〉発生考――追い詰められた歌謡界
4 裏面文化考――レコードのB面から
5 東洋と西洋の狭間――国民文化の樹立に向けて
6 伝統継承の実践課題
7 歌声は地方巡業とともに――世志凡太さんに聴く
引用・参考文献
あとがき――「美空ひばり学会」のことなど
著者プロフィール
想田 正(ソウダ タダシ)
本名:川田正美。1944年、東京都生まれ、法政大学文学部卒業。出版社勤務を経て、フリーの編集者、著述業。中世軍記文学、大衆芸能関連の論文多数。共著に『小田切秀雄研究』(菁柿堂)ほか。
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一般の美空ひばりをノスタルジーで語る人は多いが、この本は歴史学、中でも現代史の手法で解き明かされ解説が加えられている。単純に「美空ひばり」という名前にひかれて手に取ると、思わぬ記述にぐいぐいと引き込まれてゆく。「美空ひばり」を知らない人でも面白いに違いない。
コメント by 森口晶 — 2009/8/31 月曜日 @ 20:42:40