リコウランからタッキーまで越境するポピュラーカルチャー
谷川 建司:編著, 王向華:編著, 呉咏梅:編著
発行:青弓社 この版元の本一覧
四六判 260ページ 並製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-3299-1 C0336
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年07月 書店発売日:2009年07月06日
※送料は無料です。版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
タグは版元ドットコム事務局で編集することがあります。
あらかじめご了承下さい。

紹介

日本のポピュラーカルチャーは、韓国や台湾、中国などの東アジアで広く受容されている。李香蘭、ジャニーズの滝沢秀明のファン、韓国でのマンガ熱、台湾でのJポップの広まり、中国で人気の日本製テレビドラマなど、文化が流用され楽しまれている実態を描く。

目次

はじめに 谷川建司

第1章 李香蘭神話の再生産と持続性 谷川建司
 1 ディートリッヒ、リーフェンシュタール、そして李香蘭
 2 トップ・ランナーとしての山口淑子
 3 二人の李香蘭――リコウランとリィシャンラン
 4 山口淑子による李香蘭の“プロパガンダ性”の否定
 5 李香蘭を知らない世代は『支那の夜』をどう観たか
 6 三人目の李香蘭としてのリホンランと再生産される神話

第2章 失われた声を探って――軍事政権期における韓国の純情漫画作家たちの抵抗と権利付与 秋菊姫
 1 軍事政権の下で失われた女性たちの声
 2 戦後期の韓国の純情漫画文化
 3 マンファバン(漫画房)
 4 日本の少女マンガの模倣
 5 同人誌文化
 6 「日本」の再生産と内面化

第3章 日劇のように優雅に、韓劇のように温かく――中国における日本と韓国テレビドラマの受容 呉咏梅
 1 中国における日劇ブーム
 2 日劇の流通
 3 若者ドラマの欠如
 4 新中間階層の誕生
 5 日劇とプチブルの暮らし方
 6 中国製日劇クローンの誕生
 7 中国における韓流ブーム
 8 なぜ韓劇が中国で人気?
 9 冷めていく韓流ブーム
 10 日劇の人気復帰

第4章 滝沢秀明の香港人ファンに関する人類学的研究 王向華/王志恒/邱●欣[● 广慧/谷川建司訳]
 1 研究方法
 2 ファンたちのスターの追っかけ活動
 3 ケース分析
 4 検討

第5章 韓国大衆音楽に及んだ日本の影響――一九四五年以前と以後の差 李埈熙[秋菊姫訳]
 1 近代化と日本化
 2 一九四五年以前――全面的な影響と選択的な収容
 3 一九四五年以後――非公式な影響と慣習的な受容
 4 見えない手

第6章 台湾におけるカバー曲の変容 屋葺素子
 1 カバー曲とは
 2 カバー曲の歴史

第7章 日本のドラマと香港の社会 王志恒[トウイジ訳]
 1 日本のテレビドラマが香港で受け入れられた経緯
 2 日本製ドラマはなぜ香港で盛衰したのか

著者プロフィール

谷川 建司(タニカワ タケシ)

早稲田大学大学院教授。専攻は映画史、大衆文化研究。著書に『アメリカ映画と占領政策』(京都大学学術出版会)、『『イージー・ライダー』伝説』(筑摩書房)、『レオナルド・ディカプリオへの旅』(マガジンハウス)、共編著に『占領期雑誌資料大系(大衆文化編)』全5巻(岩波書店)など。

王向華(オウコウカ)

香港大学文学院学院長。専攻は日本企業と日本流行文化のグローバリゼーション。著書に『友情と私利』(風響社)、Japanese Bosses, Chinese Workers(Curzon Press)、共著に『同じ釜の飯』(平凡社)、 Dismantling The East-West Dichotomy(Routledge)など。

呉咏梅(ゴエイバイ)

北京外国語大学北京日本学研究センター助教授。専攻は日本学研究、文化人類学。著書にThe Care of the Elderly in Japan (RoutledgeCurzon Press) 、訳書に『近代家庭的形成和終止』(上野千鶴子原著『近代家族の成立と終焉』、商務印書舘)など。

※送料は無料です。版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます


コメントとトラックバック »

まだコメントとトラックバックはありません

TrackBack URI : http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7872-3299-1.html/trackback

コメントをどうぞ

お寄せいただいたコメントは、当サイトに掲載されますが、内容によっては削除させていただく場合がございます。なお、コメントへの回答は原則としていたしておりません。当サイト・著者・各版元へのお問い合わせの際は、お問い合わせフォームをご利用下さい

▲ページの上端へ