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戦前外地の高校野球
台湾・朝鮮・満州に花開いた球児たちの夢
発行:彩流社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ20mm
重さ 310g
326ページ
並製
定価
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年8月
- 書店発売日
- 2014年8月20日
- 登録日
- 2014年4月23日
- 最終更新日
- 2015年1月26日
紹介
台湾を軸に、大陸(満洲・朝鮮)も含めた戦前・戦中の中等・高等学校野球史を貴重な資料をもとに辿る。
1931 年、甲子園大会の決勝は嘉義農林と中京商業。嘉義は高砂族、日本人、台湾人で組織されたチーム。監督は松山商業の監督だった近藤兵太郎。試合終了後近藤は新聞記者の取材に答え、「われわれは台北のチームとは違う。台北は全員が台湾在住の政府関係者や企業人たちの日本人子弟。嘉農は日本人、台湾人、原住民の三者の混成チーム。南部が台北より強くなったというだけではない。私は三者一体の嘉農精神を教えているのです」と語った。それまで台湾大会では台北一中、台北商業等が甲子園大会に出場。台湾南部が初めて台湾代表になった時には地元は興奮の渦に包まれた。
目次
(第1章)高校野球はなぜ大正期に始まったのか
(第2章)台湾野球の曙
(第3章)球児の夢
(第4章)嘉義農林準優勝
(第5章)黄金期の朝鮮中等野球
(第6章)忍び寄る戦火
(第7章)昭和14 年の甲子園大会
(第8章)幻の甲子園
(第9章)外地の焼跡から
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
2015 年1月24日(土)より全国公開!
映画『KANO 1931 海の向こうの甲子園』
( 監督・馬志翔/出演・永瀬正敏、大沢たかお、坂井真紀ほか)
への評価、物語背景への言及だけではなく、球児をはじめ、
当時の日本人が、いかにアジアに夢をかけ、生きるために外地に渡り、
そこに根を張って生活していたかまでが本書を読むことで深まります!
上記内容は本書刊行時のものです。