発行:花伝社 発売:共栄書房 この版元の本一覧
四六判 238ページ 上製
定価:1,700円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7634-0553-1 C0037
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年08月 書店発売日:2009年08月22日
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全国学力テスト、学校選択制、学校統廃合、小中一貫教育、学校二学期制……今日、さまざまな教育改革が矢継ぎ早に教育現場にふりかかってくる。それらはどのような意図で行われるのか。なぜ教育基本法は改正されなければならなかったのか。
個々の制度は、パズルのように組み合わされた、予想以上に大がかりな仕組み-新自由主義教育改革=学力テスト体制-のパーツに他ならない。それは決して子どもや教師の現実や要求から出発したものではない。また、財界、政府と文科省は、改革を進める上で必ずしも一枚岩ではない。
日本と世界の現状を踏まえ、子どもの成長の視点に立って、「教育改革」に対する対抗軸を探る。
目次
Ⅰ 学力テスト体制
第1章 学力テスト体制とは何か
第2章 「学テ」と学校選択制がもたらすもの
第3章 新自由主義的な学校統廃合とは何か-戦後第三の統廃合のピークを迎えて-
第4章 小中一貫校の問題点-東京都三鷹市のケースから-
Ⅱ 学校選択制の一〇年
第5章 学校選択制の見直し動向と学校統廃合-群馬県前橋市のケースから-
第6章 始まった学校選択制の見直し
第7章 学校統廃合をはね返す地域の力はどこにあるか
Ⅲ 新自由主義教育改革のメニュー
第8章 東京都に見る新自由主義改革の実態
第9章 日本型「教育バウチャー制度とは何か」
Ⅳ 対抗軸はどこに
第10章 ナショナル・テストを廃止し地域の学校を守るウェールズ
第11章 新教育主義教育改革への対抗軸
補論
第12章 私立校の教育内容の変更と学校選択の自由-江戸川学園取手中・高事件判決から-
著者プロフィール
山本由美(ヤマモトユミ)
東京田中短期大学こども学科准教授
1959年長野県生まれ、東京都練馬区在住。
風の子保育園(練馬区)理事長。
横浜国立大学教育学部卒、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。
専攻、教育行政学。
新自由主義教育改革、特に学校選択制、学校統廃合、学力テストについて批判的なスタンスで調査研究し、それらが子どもに与えるダメージについても検証していこうとしている。
主な著書
『ベストスクール-アメリカ教育は、いま』 2002年、花伝社。
『学校統廃合に負けない!-小さくてもきらりと輝く学校をめざして』 安達智則、進藤兵と共著、2005年、花伝社。
『地域が子どもを守る-東京・東久留米の学校の統廃合を考える』 田中考彦と共著、2007年、ケイ・アイ・メディア。
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