イタリア・ルネサンスにおける美術と観者オンリー・コネクト……
ジョン・シアマン:著, 足達 薫:訳, 石井 朗:訳, 伊藤 博明:訳
発行:ありな書房 この版元の本一覧
A5判 520ページ 上製
定価:7,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7566-0899-4 C0071
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年03月
書店発売日:2008年03月21日
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紹介

ドナテッロにチェッリーニ、ミケランジェロにレオナルド、ラファエッロにコレッジョにティツィアーノ、これらルネサンスの美術家が駆使した、自らの作品/虚構空間と観者のいる外部/現実空間の識閾を溶融し、観者を自らの作品の外にいて機能する登場人物として作品の中に組みこみ、さらには彼らを共働させて作品の企図/存在意義を完成させるという、驚くべきイデア/構想をみごとに読解する!

目次

序 章
第1章 作品に共働させられる観者
第2章 共有された空間
第3章 肖像画と詩人
第4章 ドーム
第5章 歴史/物語、そして「エネルジア」
第6章 模倣、そして遅燃解釈導火線
原 註
解 説 シアマンが結びつけようとしたもの——方法論をめぐる考察 足達 薫
人名/著作名/美術作品名 索引

前書きなど

伝統的な図像解釈学——作品内の存在を基本的に静止したものとして把握し、その象徴的な意味を固定してしまう方法論——と、ドナテッロにチェッリーニ、ミケランジェロにレオナルド、ラファエッロにコレッジョにティツィアーノ、これらルネサンスの美術家が駆使した創意——作品の内部に観者を動的かつ感覚的に組みこむ方法論——を結びつけ、物語や人物の行為を静的なものとしてではなく、今まさに観者の目の前で生起しているかのように表象されたイメージとして記述する——「読解」する——ことによって、観者という主体が、観者を利用する作品というもう一方の主体と切り結ぶ関係——「共働」関係ないし「共犯」関係——を具体的に、そして意表を衝く斬新に考察する。

著者プロフィール

ジョン・シアマン(シアマン,ジョン)

アメリカの著名cCタリア・ルネサンスのネ美術史家

足達 薫(アダチ カオル)

弘前大学準教授 イタリア美術史の若手研究者

石井 朗(イシイ アキラ)

表象論および美術史

伊藤 博明(イトウ ヒロアキ)

埼玉大学教養学部教授 イタリア・ルネサンス思想史及び美術史

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