〈夜の女王〉の謎魔笛
長野順子
発行:ありな書房
この版元の本一覧
A5判 208ページ 上製
定価:3,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7566-0795-9 C0073
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年01月
書店発売日:2007年01月15日
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紹介

モーツァルト最後の年のオペラ《魔笛》の謎。〈夜の女王〉とザラストロの善悪の立場が逆転するのはなぜか。「太陽の神殿」の勝利に夜の世界は永遠に滅び去ってしまったのか。道化役パパゲーノと奴隷頭モノスタートスの存在は、闇から光へという「近代の神話」に疑問をなげかける。タミーノの試練を最終的に先導する〈夜の女王〉の娘パミーナは、多次元を自由に越境する。異界からやってきた二人の女性を軸にすえて、混沌と闇を含み躍動する多層的なイメージと音の世界を読み解く、ユニークな《魔笛》論!

目次

プロローク ドイツ・オペラ《魔笛》
第1幕 異界からのメッセージ——〈夜の女王〉
第2幕 啓蒙主義の理想とその影——ザラストロとモノスタートス
第3幕 魔法オペラか「啓蒙」の神話か——タミーノ
第4幕 葦笛と魔法の鈴——「自然人」パパゲーノ
第5幕 エネルギーの中心点——パミーナ
第6幕 《魔笛》のウィーンとベルリン——シンケルの舞台装置
エピローク 〈夜の女王〉の「謎」

あとがき

著者プロフィール

長野順子(ナガノジュンコ)

音楽美学の日本における第一人者。モーツァルト研究に右に出る者なし。

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