工藤 力男
発行:笠間書院
この版元の本一覧
A5判 248ページ 並製
定価:3,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-305-70366-8 C0081
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年02月
書店発売日:2008年02月20日
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万葉集の読み方に根源的な疑義を呈す問題の書。音韻・文法・語彙・文字その他、微細な事柄から巨大なモノを捕捉する醍醐味溢れる新研究。
我々の学界には、うさん臭くても無視する風潮がある。批判に値せずとして無視するのだが、当人は自説が認められたと錯覚するらしく、奇説珍説が生き延びる。本稿の対象に限って言うと、折口信夫の学説に依拠する点が多いことも要因だろう。特にその学統にある人たちは、論文の中でさえ折口を「先生」と呼ぶのが一般である。かかる態度で師の学説を客観的に見たり検証したりすることはできまい。いわんや批判においてや。(本書209〜210ページより)
目次
凡例
〈被枕詞〉考
孤字と孤語 萬葉集本文批評の一視点
孤立する訓仮名 憶良「老身重病」歌の「裳」
*
人麻呂の文字法 みやまもさやにまがへども
鶴・西宮の法則の剰余 大宮仕へ安礼衝くや
人麻呂歌集七夕歌読解法
格助詞の射程 のち見むと君が結べる
助字から見た萬葉歌 満ち缺けすれそ人の常なき
格支配から読む人麻呂歌集旋頭歌 手力つとめ織れる衣ぞ
*
〈月夜の逢会・雨夜の禁忌〉考
歌語さまざま
おぼえがき
あとがき
索引
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