岡田 袈裟男:著
発行:笠間書院 この版元の本一覧
A5判 670ページ 上製
定価:14,000円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-305-70308-8 C81
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年09月 書店発売日:2009年09月30日
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紹介

江戸時代における異文化言語との接触、交流実態の解析を通じて日本文化の基底を考えたい。本書の目的はこの一点に尽きている。前著『江戸の翻訳空間-蘭語・唐語の表出機構』から14年、深化した新見を披瀝。

2009.9月、第二版を刊行いたしました。

目次

【目次】はしがき 第一章 第1節 近世異文化言語交渉の基礎環境 第2節 西欧の発見した日本 語の本質 第3節 唐話の受容と江戸の言語文化 第4節 蘭語の研究 と幕末に至る言語空間 第二章 第1節 『和蘭字彙』(「ドゥーフ・ハルマ」)の翻訳表現と文体 第2節  『ハルマ和解』・「ドゥーフ・ハルマ」再考 F・ハルマ編『蘭仏・仏蘭辞典』 の翻訳辞典をめぐって 第3節 トクガワ・ジャパンで聞いた蘭語の響き  『和蘭字彙』音訳語の表記をめぐって 第4節 漢語の定着と『和蘭字彙』 -異文化接触に現れた翻訳漢語の生成について 第5節 馬場佐十郎と 蘭語指導 第6節 フィッセル「蘭日対話集」とローマ字表記 第7節  蘭語の翻訳・研究史に生まれた文法用語 近世日本の言語環境の下で 第8節 洋学者のとらえた時制表現 江戸蘭語学史のなかで 第9節 唐話・蘭語・日本語対照辞典としての『改正増補蛮語箋』 近世 日本における唐話学・蘭語学・日本語学の交渉を探る 第三章 第1節 岡島冠山における唐話学の方法 改めて冠山学を考える 第2節 唐話辞書探索 唐話辞書の検討 第3節 唐話の翻訳文体と待 遇表現 『唐訳便覧』にみる人称詞と敬意表現 第4節 「通俗物」白話小 説の翻訳と和文化の度合い 唐話翻訳文体解析の基準 第5節 白話翻 訳小説と人を表すことば 江戸「通俗物」白話小説の人称語彙 第6節  解釈学としての徂徠学 『訓訳字蒙』『訳文筌蹄』の言語学的解 第7節 太 宰春台と言語の学 『倭読要領』の記述をめぐって 第8節 豊子凱『源 氏物語』翻訳の発想と白話小説翻訳の発想 母語と翻訳の文体をめぐって 第9節 魚返善雄あるいは中国言語学との出会い 教養言語としてのシノ ワを夢想した学者 第4章 第1節 蘭学環境と幕末の文学 八・九世紀の東アジアを生きる気分と蘭学文学 第2節 ヘンドリック・ドゥーフと長崎通詞そしてシーボルト  第3節 『環海異聞』の情報処理と記述法をめぐって  第4節 佐久間象山『省けん録』と「ハルマ辞書」出版の建白 第5章 第1節 『唐話纂要』「二字話」部小辞典 第2節 『唐話纂要』「二字話」部単漢字音表

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