書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
戦場が培った非戦
イラク「人質」渡邉修孝のたたかい
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2005年3月
- 書店発売日
- 2005年3月4日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
イラク人質事件の当事者・渡邉修孝が、陸上自衛隊空挺部隊・ビルマ義勇兵・新右翼一水会そして非戦へと至る、戦場体験からつかんだ人生を赤裸々に語る。そして、ビルマ―パレスチナ―イラクに至る、知られざる国際活動の体験をリポートする。
目次
プロローグ 9
●自己批判の書 9
●全国各地での人々との触れあい 13
●人らしく生きる世の中を 15
第1章 陸上自衛隊第一空挺団 17
●我が故郷・足利 18
●日航機墜落事故で自衛隊入隊 20
●自衛隊の新兵教育 24
●「芸者」を呼んで「社会科研修」 26
●第一空挺団へ配属 28
●「荒鷲の巣」へ 31
●何かがふっ切れる! 33
●パラシュートの初降下 36
●空挺の第一線勤務 42
●営内の「奴隷」生活 45
●自衛隊を退職 49
●板妻へ再入隊 50
●富士演習場での演習 52
●御殿場の飲み屋街 56
●右翼政治結社 58
●調査隊のガサ入れ 60
●第一対戦車隊長からの呼び出し 62
●依願退職の強要 65
第2章 ビルマ・カレン民族解放軍 67
●大日本誠流社から義勇兵に 68
●タイ国境からビルマへ 71
●ビルマの民族問題 73
●長びくゲストハウス待ち 76
●帰国し出直し出発 78
●再度、コートレイの地へ 80
●取材に来た外国人ジャーナリスト 85
●日本人訓練教官のシゴキ 87
●ゲリラ戦訓練の卒業 92
●ビルマ軍と対峙する最前線 95
●山地行軍での失敗 98
●初めての戦闘経験 102
●最前線からの撤退 109
●ビルマ兵捕虜の処刑 111
●ビルマ軍を牽制するタイ軍 115
●帰還後マラリヤに 118
●カレン民族解放闘争のその後 120
●戦死した日本人義勇兵 123
第3章 新右翼一水会 127
●新右翼との出会い 128
●一水会入会をめぐる紛争 130
●自衛隊観閲式へ「突入!」 135
●首相官邸前でペンキ投げ! 138
●踊らされた「イラク義勇兵募集!」 142
●一緒に仕事したイラン人たち 144
●暴力翼賛への傾倒 150
●格闘技オタクの集団 153
●「秋の嵐」襲撃計画 156
●一水会幹部の「内ゲバ」 160
●一水会のネオ・ナチとの共闘路線 163
●自己批判書『Wの告白』 168
●天皇制への疑問 170
第4章 レバノン――パレスチナ 175
●アナーキズムへの関心 176
●東アジア反日武装戦線の救援 180
●東京拘置所へ面会・差し入れ 186
●野宿者支援の運動 189
●趣味のバイクでレポ 193
●気が付けばJRA救援? 197
●レバノンへの派遣 203
●岡本公三さんのサポート 208
●パレスチナ難民キャンプ 212
●ベイルートでの生活 215
●重信房子さん逮捕と一時帰国 222
●再びレバノンへ 227
●日本に戻って宿無しに 230
●水平線の向こうに 236
おわりに 240
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。