発行:ビイング・ネット・プレス
この版元の本一覧
四六判 270ページ 並製
定価:1,900円+税 総額を計算する
ISBN978-4-904117-04-0 C0075
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年04月
書店発売日:2008年04月03日
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紹介
合気道と太極拳をつなぐ神仙道の世界を読み解くことから、植芝盛平の神秘思想の核心に迫る。
目次
はじめに
『陰符経』
第一章 『陰符経』の世界
第一節 人々に親しまれる古典
第二節 驪山の仙母の教え
第三節 「道」と「術」をつなぐ「法」
第四節 楊澄甫の悩み
第五節 合気道における「法」と「術」
第二章「道」篇
第一節 天の道のままに
第二節 五賊について
第三節 天の機とひとつになる
第四節 殺機を会得する
第五節 対照力を感得する
第六節 「道」を感得する
第三章 「法」篇
第一節 「道」を感得して「法」を得る
第二節 自然から「法」を得る
第三節 「法」の根源にあるもの
第四節 顕と幽
第五節 「法」と「術」
第四章「術」篇
第一節 「むすび(採)」と「転換(戦)」
第二節 捉われを脱する
第三節 天より恩を受ける
第四節 深い瞑想の境地を得る
第五節 柔らかな呼吸
第六節 「簡」にして「易」なるもの
第七節 「静」と開放されたシステム
第八節 「善」と「水」のイメージ
第九節 至静の「水」を感得する
実践編 神仙道の奥義を体験する
太極拳で『陰符経』の世界を実践する
おわりに
前書きなど
はじめに
わたしは八卦拳や太極拳、合気道の今日的な展開として身心の安定と開放があると考えている。かつてこれらは闘争の手段として練られていた時期もあった。また健康法として、あるいは精神的な行法として修されたこともあった。しかし、今日において最も重要なことは肉体(格闘術)と、精神(宗教)をひとつにした神秘学としての修錬ではないかと考えている。これを植芝盛平は「第二の岩戸開き」と言っている。太古において精神と肉体はひとつのものであった。しかし、「第一の岩戸開き」において精神と肉体は分離され、ここに人類は文明の急速なる進歩に向かう端緒を得たのであった。しかし、高度に分離された精神と肉体は現在先進国とされる国々では多くの問題を生み出している。そして、その問題はそのまま発展途上の国々へも波及しているのである。
ここに我々は太古から秘教結社の中で継承されてきた肉体と精神の合一した文化を改めて見直す必要があるのではないか、と考えるのである。
版元から一言
植芝盛平が目指した精神と肉体の合一の秘訣を探る。
著者プロフィール
清水豊(シミズユタカ)
1960年生まれ。十代より八卦拳、楊家太極拳、合気道、大東流、新陰流、立身流などを修行する。また中央大学、国学院大学大学院で神道の研究を行う(専攻は思想史)。大学院在学中から植芝盛平の神秘思想に関する論文を多数発表。著書に『太極拳秘術』『植芝盛平の武産合気』(共に柏書房)『古事記と植芝盛平──合気道の神道世界』〔ビイング・ネット・プレス〕がある。現在は執筆のかたわら八卦門両儀堂で太極拳、八卦拳、合気之術の教授を行っている。
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